Southern Blue Escape Blog
交通の問題
アメリカやオーストラリアのような大陸の国を旅行すると、鉄道があまり発達していないことに気づきます。
例えば、シドニーとメルボルンを旅しようと思うと、原則、飛行機で移動するしか方法はありません。もちろん、鉄道という方法もありますが、約10時間かかり、電車の本数も1日2本しかありません。
また、シドニーからブルーマウンテンやボンダイビーチへは公共交通機関で行くことは可能ですが、やはり時間がかかりますし、知らないところでバスに乗るのは勇気がいることです。
でも、これらの場所に行かないと、せっかくシドニーに行っても、ほとんどシティーの中を歩き回って終わります。
オーストラリアやアメリカではやはり、車が必要です。レンタカーを借りることをお勧めします。
アメリカは左ハンドルですから慣れないと危ないですが、オーストラリアは右ハンドルですから、運転は日本と同じです。むしろ、車は少ないですから、運転しやすいと感じられると思います。
車でドライブすると、あなただけのお気に入りの景色が見つかります。
自分で運転するのは、どうも気乗りにしないと思われる方、ぜひご相談ください。想像よりもお安いお値段で、あなただけの旅をお作りします。
忘れられない場所
誰にでも忘れられない場所があります。
もちろん、それは有名な観光地かも知れません。
私にとっての忘れられない場所は、タスマニアのロスという小さな田舎町です。
1本の通りにパン屋と雑貨店だけがあるような本当に小さな町でしたが、
写真の通りの「秋」で町が輝いて見えました。
タスマニアのホバートから1時間半ほどのドライブでこの町にたどり着きました。
ジブリの映画「魔女の宅急便」のモデルのなった町という記事をネットで見つけて訪ねたのですが、西洋の小さな町に迷い込んだような不思議な感じがする町でした。
日本を旅立った時は、満開の桜の時期、「春」だったのに、飛行機に10時間あまり乗っただけで、全く逆の「秋」に着いたのも、時を超えてきたみたい感覚に陥りました。
静かな「秋」がそこには溢れていました。
宿泊施設の違い
欧米と日本の旅行に関する最大の違いは、宿泊施設の価格設定のように思います。
日本の宿泊施設は、原則1人幾らという設定になっています。これは、旅館などでは食事付きが原則となっているためだと思われます。それに対して、欧米の宿泊施設は1部屋幾らという設定になっています。
例えば、欧米ではしばしば2ベッドルームの部屋がありますが、これを4人で使おうと1人で使おうと料金は変わりません。
オーストラリアで何度が2ベッドルームの部屋に泊まったことがありますが、1万円前後で泊まれることが多いように思います(シドニーやメルボルンを除く)。
2ベッドルームの場合、大人4人泊まれますので、1人あたり2500円で宿泊できることになります。これらの仕組みを利用すると、とてもリーズナブルに旅行を楽しめます。
また、アパートメントと呼ばれる長期滞在ようの施設でも、2〜3日でも貸してくれるところも少なくありません。この施設では台所用品が準備してあり、簡単な朝食などはここで済ませると、もっと安く旅行できます。
また、1棟貸しの宿泊施設もワイナリーなどではよく見られます。これらの施設は10人から20人程度、一度に泊まれますので、会社の研修旅行には最適です。
このような多様な宿泊施設をうまく使うと、全く違う海外旅行ができますよ。
写真はチャペルヒルというワイナリーの宿泊施設です。ここも1棟貸しで、20人程度泊まれます。
部屋は葡萄畠に面しており、部屋から葡萄畠に直接出ていけるという魅力的な作りになっていました。
ブリスベンのワラビー
オーストラリアでは至る所で、カンガルーやワラビーを見ることができます。
この写真もブリスベンとゴールドコーストの中間にあるシロメワイナリーで撮ったものです。
このワイナリーは広大な敷地の中にあり、周りはちょっとした公園のようになっています。
そこにいたワラビーを撮ったものですが、お腹の袋には赤ちゃんがいました。
この写真でも、少し赤ちゃんの頭が見えています。
このワイナリーはブリスベンからもゴールドコーストからも1時間以内でいける距離にあります。
途中は、低いブッシュが続く地帯ですが、時折、広い視野が確保された場所があります。
とても楽しいドライブになります。
ゴールド・コーストのコアラ
前回、ブリスベンのローンパイン・コアラ・サンクチュアリーを紹介しましたが、ゴールドコーストにも有名なカランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリーがあります。
コアラは昼間は眠っているとよく言われますが、この保護区(日本人の感覚では動物園ですが)のコアラ達は昼間でも俊敏に動き回り、なかなか写真を撮らせてもらえませんでした。たまたま、訪問した時は餌の時間だったせいかもしれませんが。。
クイーンズランド州の都市(ケアンズ、ブリスベン、ゴルードコースト)ではどこでもコアラを見れる動物園があります。コアラを見たい、あるいは抱っこしたいと思われるのなら、クイーンズランド州に行かれると良いと思います。
マウント・クーサ
ブリスベンのマウント・クーサです。
ここからはブリスベンの街が一望できます。
シティと呼ばれる中心街だけではなく、広大な地域に緩やかに住宅街が広がっているのが分かります。これらの町並みをドライブすると、この国の豊かさが実感できます。
すぐ近くにはローンパイクコアラ保護区があります。現在、オーストラリアでもコアラを抱っこできるのは、クイーンズランド州だけです。このローンパイクコアラ保護区はクインーズランド州でも最大規模の一つです。
派手さではシドニーに負けますし、重厚さではメルボルンが勝りますが、それでもブリスベンはオーストラリアらしいのんびりとした雰囲気を実感できる素晴らしい街です。
ぜひ、ブリスベンに出かけてみましょう。
ブリスベンからサンシャインコーストへ
ブリスベン近郊の観光地といえばゴールドコーストが有名ですが、ゴールドコーストはサーファーズ・パラダイスに代表されるように、どちらかといえば若者が集まる場所です。
サンシャインコーストはブリズベンから北に1時間のドライブした場所にあります。「北に」というと日本では寒い方に行くイメージですが、オーストラリアでは逆に「暖かい」イメージになります。
写真のように、ほのぼのとした場所です。現地の人が好む保養地の感じです。
ハワイでいえば、ワイキキビーチではなくノースショアみたいな印象といえば良いでしょうか。
サンシャインコーストは、一つ山側に入るととても良い宿泊施設がたくさんあります。牧歌的なものから、モダンなものまでより取り見取りです。
ブリスベンまで五郎丸選手の試合を見に来られたら、せっかくですから、サンシャインコーストへ足を伸ばしてみたらいかがでしょうか?
ブリスベン
ブリスベンは、クインーズランド州の州都で100万都市です。その都市圏では200万人が住み、オーストラリアではシドニー、メルボルンについで三番目になります。
クインーズランド州はオーストラリア大陸の北東部にあたり、ケアンズやゴールドコーストといった日本人にとってもなじみ深い観光地があります。ブリスベンは観光地というよりも、行政・経済の中心といった街ですが、生活するにはとても落ち着いた良い場所です。
街の中心はクイーン・ストリート・モールです。シドニーやメルボルンの繁華街に比べると、大きさはそれほどではありませんが、ちょっとトロピカルな感じがします。
1年を通じて過ごしやすい気候ですが、真冬(8月)の夜は零度近くまで気温が下がることがあります。昼間は20度くらいありますので、大陸独特の寒暖差の大きさには驚かされます。
クイーン・ストリート・モールから10分ほど歩くと、川沿いに大きな植物園が広がっています(写真はその植物園から市の中心部をみたところです)。
この公園は毎朝、多くの市民がジョッキングや散歩を楽しんでいます。
オーストラリアのもつ豊かさを感じさせてくれる街です。
写真はオーストラリア政府観光局(http://www.australia.com/ja-jp)の承認を得て、掲載しています。
スパーラクビーとブリスベン
五郎丸選手がオーストラリア/ブリスベンのレッズに今年から参加しています。
私はブリスベンに住んでいたので、とても懐かしい思いがします。
ブリスベンは街の真ん中を大きな川が流れていて、ちょっと雰囲気がロンドンに似ています。
ブリスベンに住んでた頃、オージルールと呼ばれるフットボールを見に行ったのですが、ゲームが終わるとグランドに観客を入れてくれて、みんなではしゃいでいた光景が忘れられません(上の写真です)。
レッズは、4月9日(土)、4月30日(土)、5月21日(土)、7月8日(金)、7月15日(金)にブルスベンのサンコープ・スタジアムで試合を行います。このスタジアムは街の中心であるクーイン・ストリートから歩いても30分程度でいけます。また、近くには電車の駅もあるので行くのは比較的便利です。
また、ブリズベンには現在成田から直航便が飛んでいます。
興味のある方は、ぜひ、お問い合わせください。
試合のチケットも含めて、あなたのお望みの旅行を手配します。
オーストラリアのステーキ
TBSテレビのピッタンコカンカンで「フィリップスフット」が紹介されました。
番組でも紹介があった通り、この店の特徴は購入した肉をその場で自分で焼くことにあります。自分の好みに焼けるという特徴があります。
写真はフィップスフットでなく、たまたま入ったキャンベラのレストラんで頼んだものですが、この厚さで2千円ほどで食べれました。
オーストラリアのステーキは脂身というより赤身を食べさせるものが多くて、日本人のステーキのイメージとは異なります。近頃は、オーストラリアでもWagyu(和牛)という名称で日本への輸出用の脂身たくさんのお肉を出す店もありますが。。。。
赤身の美味しさを覚えたら、それはそれで美味しいものです。
私のオーストラリアでのお気に入りのステーキハウスはブリスベンにあるパイナップルホテルというレストランです。ホテルというのは、必ずしも宿泊施設を意味するわけではなく、お酒を売れることを意味するようです。