Southern Blue Escape Blog
メルボルン ペンギン・パレード
メルボルン郊外の観光スポットとしては、フィリップ島があります。
ここでは、夕暮れから夜の帳が降りる頃にかけて海から帰ってくるペンギンを見ることができます。写真の右手から上がってくるリトル・ペンギンを階段状の観客席に座って見ることになります。
日本人には人気のスポットですが、注意点がいくつかあります。
まず、第一に寒いということです。私たちが訪れたのはクリスマスでしたから、当地の夏でしたが、夕方になるととても寒く、ダウンが欲しいほどでした。
メルボルンはオーストラリア大陸でも最南端に近い場所にあります。
海は南極に向かって開かれており、寒風が吹き付けます。
第二に、想像よりもメルボルンから遠く、2時間ほどのドライブになるということです。ペンギン・パレードを見て、ホテルに戻ると夜中近くになります。
メルボルンに最低でも2泊しないとオススメできないスポットということになります。
なお、ペンギン自体の写真を撮ることは禁止されていますので、ここでは掲載できません。ペンギンの写真を見たい方は、ここのHPがオススメです。
メルボルン ホテル
写真はメルボルンのホテルです。
正確にいうとアパートメント形式の宿泊施設で、そのロビーにあった暖炉です。
部屋はペントハウスの2LDKで1泊約1万5千円程度でした。
最大4名泊まれますので、1人3750円で宿泊可能です。
設備は一流ホテルと変わらず、とても居心地が良い施設でした。
こういう宿泊施設は、ほとんど日本人には知られていません。
宿泊したのは、クリスマスイブとクリスマスの2日間でした(暖炉にはクリスマスの靴下が下げてあります)。この時期、メルボルンは真夏のはずですが、見たとおり、暖炉には火がおこされています。
当日のメルボルンの最高気温は17度で、朝方は4〜5度程度だったと思います。
翌々日、アデレードに向かったのですが、最高気温は42度でした。
温度差は25度です。
オーストラリアを旅をするときの注意点の一つは、昼夜の温度差、あるいは場所による温度差がとても大きいことです。
夏にオーストラリアを旅する時にも軽いジャケットは必要です。
メルボルン 王立展示館
この頃、メルボルンはメディアで取り上げられることが多くなっています。
火曜日の夜11時54分からフジテレビで放送されている「空旅をあなたへーPREMIUM SKYー」でも先週からメルボルンが紹介されています。この番組のスポンサーはJALです。
JALは現在、ジェットスターとコードシェア便で成田からメルボルンへ直航便を飛ばしていますので、そのための顧客獲得を狙ったためかもしれません。
あるいは、現在、欧州は頻発するテロのために、安全な旅行目的地とは言いづらくなりつつありますので、欧州の香りが感じる街、メルボルンの人気が高まっているのかもしれません。
実際、メルボルンを訪れてみると、「空旅をあなたへ」で紹介されていたようカッフェが立ち並ぶ通りや、フリダースストリート駅の古い駅舎、あるいは街を走り巡るトラムなど、日本人の持つオーストラリアのイメージからは遠い、まさにヨーロッパに近い感じを味わえます。
写真はメルボルンの中でももっともヨーロッパの影響を感じる王立展示館です。この建物はカールトン庭園の中にありますが、その庭園は街の中心にあり、散歩には最適な場所です。
木立の中のこの白い建物は、とても趣きがあります。
私たちのお客様もメルボルンの旅を希望される方が少なくありません。
あるお客様に旅行記を書いていただいています。
ぜひ、ご覧ください。
森と湖の国 ニュージランド
この写真が、黄葉のワナカ湖です。
とても落ち着く感じが伝わるかと思います。
日本ではオーストラリアとニュージランドはとても近く感じられますが、飛行機で最低でも3時間かかり、想像よりもずーっと遠いです。
両国は同じオセアニアに属してるとはいえ、全く異なる風土をもっています。
ニュージランドの方が南にあるせいか、全体として寒いように思います。
オーストラリアが平面の大陸であまり高い山はありませんが、ニュージランドは島国の上、3000メートル級の山々が連なります。
オーストラリアはほとんど温泉はありませんが、ニュージランドにはロトレアなどの有名な温泉地があります。
オーストラリアのドライブは一直線に平原を走り抜ける感じですが、ニュージランドは低い谷あいと川べりの道を走り、少し空間が広がると湖に出会う感じです。
ニュージランドは島国のせいか、どこか日本に似ていますが、オーストラリアは全く似ていません。
どちらがあなたのお好みでしょうか?
ニュージーランド ワナカ湖
写真は、ニュージーランドのワナカ湖です。
ワナカ湖は、ニュージランド南島のほぼ真ん中にあり、近くの街はクインーズタウンです。クインーズタウンからはの約2時間のドライブで着きます。
日本ではあまり知られていませんが、とても小さな保養地で静かな場所です。
訪れたのは5月の初旬でしたが、見ての通りの紅葉でした。
実は、ワナカ湖は紅葉というよりも「黄葉」で有名ですが、珍しく紅葉があったのでシャッターを切りました。
南半球を旅する楽しみの一つは、全く逆の季節を味わえるということでしょう。
日本が春の時期には南半球は秋になりますので、ちょっとした時空を超えた感じを味わえます。
秋の南半球を旅したい方、ぜひ、ご連絡ください。
ウルルのベスト・シーズン
ウルルは砂漠の真ん中ですから、真夏(12、1、2月)に行くととても熱いです。平均気温が35度と言いますから、日によっては40度を超えるでしょう。
一般的にウルルは5月から9月、秋から早春がオススメの時期と言われていますが、6月の後半から7月の後半はオーストラリアの学校の冬休みに当たりますし、ウルルの冬は夜になるとかなり冷えます(7月の平均最低気温が5度)ので、この時期を避けるのが無難でしょう。
これに日本のお休みのカレンダーを重ねて考えると、5月の連休が終わった時期か、8月の後半から9月がベストシーズンということになります。
海外のネットを調べると、8月後半から9月はウルルには珍しく雨が降ることもあり、その後にきれいな花々が咲き乱れるという情報もあります。
私たちがウルルを訪れたのは10月でしたが、昼間もそれほど暑くなく、夜も寒くもなく気持ち良い日々を過ごした覚えがあります。
ウルルは宿泊地域が限られているせいで、その料金は高めです。もし、安い旅行をお望みならば、逆に真夏の時期(12、1、2月)に行かれることをオススメします。
ウルルに関しては、私たちの標準プランをご覧ください。あるいは、ウルルを行かれたお客様(H様ご家族およびY&M様ご夫妻)の声もご覧下さい。
また、ウルルを行く際に知っておくべきポイントをまとめました。
より詳細な点はご相談ください。
風の谷(カタジュタ)
風の谷、カタジュタと呼ばれるオルガ山周辺の岩石群です。30あまりのドーム岩石があり、幾つかの散策コースが設けられています。
とても不思議な景観で、乾燥した赤い岩と青い小川がここが特別な場所であるという印象を与えます。
アボリジニが聖地としていることは、現地に行くとよく理解できます。
ウルル・カタジュタ国立公園と言われるように、カタジュタはウルルと並ぶ地域であるにも関わらず、日本ではカタジュタはあまり有名ではありません。ウルルは確かに美しいですが、カタジュタは渓谷を形成しており、独特の印象を与えます。
私だけでなく、カタジュタに行かれた方は、ウルルよりも印象的とおっしゃる方が少なくありません。
カタジュタは、ウルルの宿泊地域からは車で1時間ほどかかりますが、ここも行かないともったない場所の一つです。
カタジュタを訪ねるとすれば、ウルル滞在はやはり、最低でも2泊必要だということになります。
また、自分のペースに合わせてこの地を楽しもうとすると、やはりパックツアーでは不可能です。
ぜひ、ご相談ください。
朝焼けのウルル
前のウルルは夕焼けでしたが、今度は朝焼けのウルルです。
この写真ではすでに太陽が登りきっていますが、私たちが着いた時はまだ、暗闇の中で、その暗闇の中から太陽の光を少しづつ浴びながら、この岩の塊が姿を現してくる様子を見ることができました。
普通のガイドブックではあまり触れていませんが、実はウルル一帯の宿泊地は同じ場所に集まっています。その場所からこの岩場まで20キロぐらいあります。歩くのは無理でしょう。
サンセット・サンライズのツアーなどでに参加することもできますが、少し早めに来てウルルの変化を見るということは難しいようです。
また、前に述べたような美しい星空は、宿泊地では見れません。
なぜなら、宿泊地ではどうしてもその光が視界に入るからです。
その宿泊地から10分も走ると満天の星空が見えます。
一緒に行った母親が、「目の高さの下に星がある」といった言葉がもっとも的確な表現だった気がします。
そのような旅をするには、通常のパックツアーでは無理です。
ぜひ、ご相談ください。
ウルル エアーズロックへ行く
3月12日放送のNHK BS3で放送された「堤真一X地球創世の大地〜オーストラリア大陸3000キロ〜」の最終目的地はウルル(原住民の呼び方)、エアーズロック(欧米人の呼び方)、でした。
誰もが、その壮大さと美しさに単純に驚かされます。
登頂をお考えかもしれませんが、思った以上に危険であまりお勧めできません。
また、この岩自体が原住民の聖地ですので、登らない方が良さそうです。
登らないとしても、ウルルには行くべきだと思います。
時間ごとに表情を変えるこの岩の美しさは言葉になりません。この写真は夕暮れ時に撮ったものです。
ウルルは、オーストラリア大陸の真ん中にありますから、日本から行くと想像以上に時間がかかります。シドニーから約4時間のフライトになります。夜に羽田を出て、シドニーに早朝に着き、そこで乗り換えてお昼過ぎにエアーズロックに着きます。
エアーズロック空港へはシドニーからの直行便は1日数本しか出ていませので、それが満席の場合は、もっと時間がかかることになります。
ウルルの旅行計画を立てる場合、到着した日にサンセット観光をして、翌日はサンライズ観光と昼間に登頂して、1日2泊と考えられる方が多いようですが、この計画だと、ウルルの一番、美しい時間を見ないことになります、
ウルルのもっとも美しい時間は夜、その星空です。
あの星空を見ないで帰るなんて、もったいないと思います。
1日目の夜は飛行機の疲れで見れません。
2日目の夜にやっと見れます。
よって、2泊は最低でも必要です。
ウルルへのご旅行をお考えの方、ぜひ、ご相談ください。
グレートオーシャンロード
3月12日放送のNHK BS3で「堤真一X地球創世の大地〜オーストラリア大陸3000キロ〜」で紹介されたグレートオーシャンロードです。
写真のように最上級の景色が目の前に広がります。
ただし、この地域やエアーズロックあたりはとても蝿が多いです。この地域に行かれる際には、蝿よけ付きの帽子は必需品です。
メルボルンから車でその入り口まで2時間半かかります。往復で6時間弱ですから、行こうと思うと丸一日はかかります。さらに、グレートオーシャンロード全体は250キロ弱ですので、日帰りツアーではもったないところです。
せっかくこんなに景色の良いところを行くのですから、ぜひ、レンタカーを借りるか、車をチャーターして、ゆっくりと自分のペースで旅をすることをお勧めします。グレートオーシャンロードはオーストラリア人にとっても憧れの場所の一つで、とても良い宿泊施設も揃っています。
グレートオーシャンロードに行きませんか?
思ったよりも低予算で、豪華な旅をお作りします。
ぜひ、ご相談ください。