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アデレード

シドニー空港で白ワインを

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旅の疲れで、少し元気がない時は、軽くアルコールを頂きます。シドニー飛行場に着くと、時間があったので、バーカウンターに座って白ワインをオーダーしました。お気に入りは、リースリングのドライ(辛口)です。リースリングはドイツワインとして有名ですが、それはどちらかといえば、甘口のものが多いようです。オーストラリアではすっきりとして、かつフルーティな辛口のリースリングを楽しむことができます、

リースリングをオーダーすると、Leo Buring というワインが提供されました。ネットで調べてみると、アデレード 近郊のクレアバレーのワインです。アデレード近郊はドイツ人の入植が進んだ場所で、ハーンドルフのようなドイツ人の街もあります。オーストラリアの友人は、アデレード という名前そのものがドイツ系だと言っていました。

このワインは、とてもすっきりして飲みやすかったです。オーストラリアではグラスワインを頼んでも、上の写真のようにボトルを置いてくれることがあります。日本の割と良いレストランではこのような提供の仕方をしてくれることがありますが、あまり多くはありません。

ワイングラスとボトルの向こうから、飛行場の光が差し込んできました。

オーストラリア 旅行で必ず行く場所〜植物園

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オーストラリア旅行に行く時、必ず寄る場所があります。植物園、ボタニックガーデンです。

住んでいたブリスベンでは、中心街であるクィーンズ・ストリートから歩いて10分ほど、川べりにとても静かで、大きな植物園がありました。朝夕は、ジョキングをする人で賑わいますが、昼下がりは掃除をする係りの人ぐらいで、オーストラリアの青空の下に広がる緑の空間を独占することができます。キャンベラでは熱帯雨林が丘陵地帯に作り込まれていました。シドニーでは、街のアイコンであるオペラハウスの裏手に港を見渡せる植物園が設けられています。

オーストラリアの都市には必ず綺麗な植物園が整備されていますが、最も印象的なのは、パースのキングスパーク&ボタニックガーデンです。この公園は、街の中心部からバスで10分ほど、街全体を見渡す小高い丘の上に設けらてれいます。この公園から、見るパースの街がとても美しく、パースというとその情景を思い出します。

訪れたのは9月でしたが、公園は春の訪れを表すように花々が咲き始めていました。この公園では、西オーストラリア州を代表するワイルドフラワーが展示されており、それにも強い印象を覚えました。

バロッサバレーの青い空とピンクの薔薇

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日本が秋になる頃、オーストラリアでは春を迎えます。オーストラリアの春もいろんな花が咲きます。代表的にはジャカランダでしょうか。オーストラリアの春の盛り、10月にアデレードの郊外のワイナリー地域、マクラーレンベール、バロッサバレー、クレアバレー、などを旅したことがあります。

豊かな緑の葡萄畑の上に広がる大きな青い空がとても印象的な旅でしたが、街角や家々の庭先に咲き誇る薔薇がとても綺麗でした。赤い薔薇や黄色の薔薇も素晴らしかったですが、青い空に最も合うのは上の写真のあるようにピンクの薔薇であるように思えました。乾燥した大地の上に広がる空の突き抜けた青色をバックに、ピンクの色が際立っています。

日本で薔薇を見るよりも印象的だったのは、オーストラリアの乾燥した空気と大きな青い空が背景にあるからだと思いました。春にオーストラリアを旅する喜びです。

オーストラリアのビーチ

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オーストリアのビーチといえば、ケアンズやハミルトン島に代表されるグレートバリアリーフが有名です。他にも、ゴールドコーストなどのビーチもあります。都市に近いビーチとしては、シドニーのボンダイビーチ、メルボルンのブライトンビーチ、アデレードのグレネルグビーチがオススメです。これらのビーチに共通するのは、若干、年齢層が若いと思われることです。

中高年の方々が満足されるような、静かなしっとりとした綺麗なビーチもあります。代表的には世界一の砂浜と称されるジャービスベイや、現地の人たちに人気のサンシャインコーストなどです。これらのビーチは喧騒と離れて、ゆっくりと海風を楽しみことができます。

家族連れでオーストリアの海を楽しみたいという方には、ロットネスト島がオススメです。パースから約1時間、インド洋に浮かぶ小島には綺麗なビーチが広がっていると同時に、ここにしかいないクオッカにも会えます。

オーストラリア のビーチはどこに行っても白い砂浜で、海の青とのコントラストが素晴らしいです。

写真はロットネスト島のビーチです。Tourism Australia の許可を得て、掲載しています。
 

オーストラリア 旅行の標準的ケース

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オーストラリア を旅行しようと思われる場合、多くの方は4泊5日で旅程を組まれることが多いのではないでしょうか?

オーストラリア への飛行機は、日本を深夜に出て機内泊の後、早朝にオーストラリア に着きます。また、帰りの便はオーストラリア を深夜に出て、日本に早朝につきます。4泊5日と言っても、実質オーストラリア で過ごせる時間は2泊3日ということになります。

2泊3日でオーストラリア全体を理解しようとするのは無理があります。どこかの都市をちょっと見るだけということになります。飛行機の便から考えると、シドニーかメルボルンが実際の選択肢として挙げられます。シドニーはオペラハウスやハーバーブリッジに代表される港の景色が美しい都市であるのに対して、メルボルンは街の中に美しい公園が点在する欧州の香りがする街です。シドニーは、どこか横浜やお台場の景観に似ていて、異国感と同時に日本の都市との共通性を感じることができます。それに対して街中をトラムが走り回るメルボルンでは、オーストラリアで伝統を感じることができます。

何らかの目的、たとえばアデレードでワイナリー周りをしたいとか、あるいはタスマニアでハイキングを楽しみたいという場合には、シドニーないしはメルボルンから乗り継いで行くことになりますが、2泊3日の中の1日近くは移動で取られることになります。目的地についても、ゆっくりと街を見て回る時間はあまりないと思われます。

オーストラリアの魅力は新しい息吹を感じる街と大きな自然のコントラストだと思います。タスマニアやアデレードはその両方を感じることができますが、シドニーやメルボルンに行き、市内のホテルに滞在してるだけだと、街の雰囲気だけを感じて帰国することになります。できれば、オーストラリアの自然の大きさも短い期間の間に感じて欲しいと思います。そのためには、1泊はシドニーやメルボルンの郊外の素晴らしいB&Bに宿泊することをお勧めします。

そのような旅程を可能するパッケージ・ツアーはなかなかありませんし、まして個人で設定することも不可能に近いです。ぜひ、ご相談ください。

 

 

オーストラリア のワイナリーを訪れる喜び

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淑女4名様:アデレードを巡る11日間」や「SS様ご夫妻_パースでのエスケープ」のように、ワイナリー に行かれるお客様がいらっしゃいます。私たちもお客様には機会があれば、ワイナリー 地域に行くことをお勧めしています。それは、オーストラリアのワイナリー地域には、とてもよいB&Bと素晴らしいレストラン(高級なお店も多いですが)があるからです。また、ビンヤードの広大な景色を見ることによって、リラックスすることができます。

オーストラリア政府観光局のHPでも、オーストラリアの楽しみ方の一つとして、「オーストラリア の食とワイン」を取り上げています。さらに同HPでは「オーストラリアで究極のワイナリー体験」では、オーストラリア各州のワイナリー地域を紹介しています。この紹介ページ見られてもわかる様に、アデレードないしはパースに行かれるとその近郊にはワイナリー地域が点在しています。もちろん、これらの地域はとてもオススメですが、とても広大な地域で、簡単には回れないという難点があります。例えば、アデレードにはバロッサバレー を始め、マクラーレンヴェイル、クレアバレー、アデレードヒルなどの有名なワインの産地があります。産地間は1〜2時間離れており、簡単に回れる距離ではありません。時間的余裕がある方には、ぜひオススメしたいのですが、なかなか難しいです。

あまり時間をかけられないけど、オーストラリア のワイナリーの良さを味わいたいという方には「淑女4名様」の様に現地ツアーを利用させることをオススメします。

ツアーの団体行動が苦手という方には、首都キャンベラ周辺のワイナリーをゆっくり見て回ることをオススメします。キャンベラ周辺には車で30分圏内に30近くのワイナリーが点在しており、1日あればレンタカーで見て回れます。日本ではキャンベラ地域のワイナリー はあまり有名ではありませんが、クロナキラ の様にオーストラリア を代表するワイナリーがあったりします。当地は、オーストラリア の内陸部にあり、昼夜の温度差が激しく、乾燥地帯であることから本来的にはワインの生産には適した場所です。キャンベラ周辺のワイナリーはバロッサバレー などと比較すると、家族経営の小さなものが多いのですが、それだけに多様な個性が楽しめます。

なお、ワイナリー に車(レンタカー)で行くとワインを飲めないのではないかと思われかもしれません。ワイナリー のカウンターの下には、大きな銀の壺がおいています。そこに香りを味わったワインを吐き出す様になっていますので、ご安心のほどを。

写真は、クロナキラ のワインセラーです。4年前のもので、今は新しくなっている様ですが。
 

オーストラリアをリッチ&格安に旅する方法(8)

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先日、紹介したSS様ご夫妻のブログに、オーストラリアは物価が高いと書いてあります。確かに、オーストラリアは日本と比べても物価は高いと思います。旅行中に最も気になるのは、食費でしょうか。マクドナルドのビックマックセットもオーストラリアでは$11.45(約千円)なので、日本のそれ(680円)と比較すると、かなり高めの印象がします。オーストラリアではランチでも、10ドル以下のものは少ないようです。

それでは、旅行中の食費を抑える方法はないのでしょうか?ここでは、ある程度美味しいものを食べて、リーズナブルの価格に抑える方法は3つ紹介します。決して、”安かろう悪かろう”ではありません。

①アパートメント方式の宿泊施設に泊まって、スーパーで買い物し、自炊をする。これ方法は以前紹介しましたが、 実際、スーパーを回って食材を探すのは結構楽しいものです。自炊をすると言っても、それほど大袈裟に頑張らなくても、簡単に肉を焼くとか、チーズとワインを楽しむとかでも十分、ディナーになります。日本では見たことのないディップを買ってきて、ポテトチップを食べても楽しいです。4名ぐらいだとかなり、お安くなります。

②フードコートで食事をする。オーストラリアのショッピングモールの地下には、フードコートがあります。ここでは、主にアジア系のショップが軒を並べていて、安くてまあまあ美味しいものを食べられます。オーストラリアに住んでいる頃はお昼過ぎ、ランチの時間が終わる頃に行って、値段の下がったランチボックスを買って食べていました。記憶では5ドル程度だったと思います。フードコートによっては夜はやっていないところもありますが、ランチを最も安く済ませようと思うとこの方法がオススメです。

③BYO (Bring Your Own)のレストランに行く。オーストラリアにはワイン持ち込み可能なレストランがあります 。 オーストラリアは酒類の販売許可が厳格だった時代があったようで、お酒を売れないレストランが残っています。 これらのお店ではワインを持ち込んで飲んでも構いません(少額の持ち込み料が取られますが)。また、これらのBYOレストランは決して高級店ではないので、料理の値段もリーズナブルです。ワインが持ち込めて、料理が高くないのですから、とても安く食事を楽しむことができます。上の写真はキャンベラのBYOレストランにワインを持ち込んだ時のものです。ワインは、ペンフォールズのクアヌンガヒルズです。日本でも1700円ぐらいで売っているテーブルワインです。オーストラリアでも15ドルぐらいでした。余談ですが、オーストラリアでは酒類販売許可は、かつてはホテルだけに認められたようです。その名残で Hotel という名前の酒場やレストランがちょっと郊外に行くと、結構残っています。ホテルといっても泊まれないのが面白いですね。

このような方法でできる限り、食費を安く抑えましょう。でも、できたら、オーストラリア滞在中に、1度だけはきちんとしたレストランに行くことをオススメします。オーストラリアでも100ドル払えば、とても美味しいレストランがたくさんあります。日本の青山あたりに出店しても流行りそうなお店ばかりです。こんな美味しいものを食べないで、帰るなんてもったいない。

 

オーストラリアをリッチ&格安に旅する方法(4)

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オーストラリアを旅したお客様の感想を聴くと、「空がとても綺麗だった。」と言われる方が多いように思います。オーストラリアは高い山があまりない、平べったい大陸ですので、どこに行っても頭上には、大きな空が広がっています。

空は刻々とその色を変えます。とりわけ、夕陽や朝陽の時には、色の変化はなんとも言えない程、美しいものです。自分たちだけで、レンタカーを使って旅をしていると、美しい空が広がった時には、車を道路の脇に止めて、ぼーっと見ることができます。(上の写真はアデレード郊外、バロッサバレーの夕刻の空です。)

ツアーに参加するとそんな余裕はありません。観光地とホテルの往復だけで疲れてしまい、夕刻の一番空が綺麗な時間帯には、バスの中で居眠りをしていることが多いように思います。

私も若い頃は、海外に出るとどうしてもオプションツアーに参加していたのですが、修学旅行みたいであまり楽しい思いはありませんでした。特にオプションツアーに付いている食事で、美味しいかった記憶は少ないです。ツアー会社と結託したレストランに連れて行かれることが多く、出来合いのものを食べさせらているという感覚がありました。

自分たちで海外でもレンタカーを使って旅をするようになってから、オプションツアーがとても高いものであることに気づきました。自分たちで車で行くと何千円のものが、ツアーを使うと1万円を超えることも少なくありません。

オーストラリアは大体、道もまっすぐで、日本と同じ車両の左側通行ですから、日本で運転免許を持っておられる方は、まず問題はありません。ぜひ、レンタカーを借りてオーストラリアを格安に、そしてリッチに旅しましょう。

特に、ウルル(エアーズロック)に行かれる方には、セルフドライブをお勧めします。なぜなら、深夜車で5分走っただけで、ものすごい星空を見ることができるからです。(あの星空は私の写真機材では撮ることはできませんでした。ぜひ、ここをご覧ください)

オーストラリアの羊

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オーストラリアの郊外に行くと、平原に広がる大きな牧場を見ることができます。牛や馬、羊などが飼われています。日本でも、特に北海道では牛や馬がいる牧場を見ることができますが、羊のいる牧場はそれほど、多くはないと思います。もちろん、ニュージーランドでも羊の牧場を見ることができます。よく、ニュージランドは人間の数よりも羊が多いと言われますが、少し郊外に行くと、本当に羊だらけです。ただし、ニュージランドは広い平原があまりありません。ちょっと日本に似た地形で、山間の地に羊が飼われていると言ったイメージです。

オーストラリアの大平原でのんびりと暮らしているように思われる羊を見ていると、ほのぼのとした気分がしてきます。幸せな家族の情景を見ているようなそんな気分です。

日本ではあまり子羊(Lamb)を食べませんが、一度食べると病みつきになる程、美味しいものと思っています。最初は、街の中を流れる川と教会の居住まいが印象的な街、クライストチャーチ(ニュージーランド)でラムを食べる機会があったのですが、その甘美な味わいに驚愕したことをよく覚えています。ご存知のように、クライストチャーチは大きな地震の被害にあったのですが、街の美しさとラムの美味しさは忘れることができません。

もちろん、オーストラリアでも美味しいラムを食べることができます。お客様にはいつもラムの美味しい店を案内しております。

聖書には子羊を神殿に捧げる話がしばしば登場しますが、実際にラム、子羊を食べる前は全くぴんと来ませんでした。それが、初めてクライストチャーチで、教会がアイコンのような街で、ラム、子羊を食べた時、聖書の子羊を生贄にする意味がよく分かりました。あんなに無垢な子羊を食べるとこんなに美味しいのですから、生きることの業の深さに思いが巡りました。

オーストラリアの宿泊施設

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オーストラリアの宿泊施設が素晴らしいことは何度もお伝えしていますが、それは特にワイナリー地域に多いように思います。

もちろん、有名な観光地、ウルルやハミルトン島、カンガルー島、ロードハウ諸島には世界的にも有名な宿泊施設がありますが、それらはやはりお高いものになります(その価値は十分にあります)。しかし、それらは高級なリゾートですから、残念ながら現地の生活を垣間見ることはなかなかできません。

ワイナリー地域に行くと、オーストラリア人がこういう風に生活しているんだというのが、なんとはなく、肌で感じられてとても楽しいです。そして、ワイナリー地域ではオーストラリア人もぼーっとして休暇を楽しいんでいますので、町全体がゆったりとしていて、とてもリラックスできます。

上の写真は、アデレードから車で2時間、クリアーバレーというワイナリー地域にあるミルアパートメントのベッドルームです。この宿泊施設は道路に面していながらも、反対側はちょっとしたブッシュに囲まれていますので、お部屋は緑の中にある造りになっており、とても落ち着きました。また、この部屋は2ベッドルームですので、最大4名まで泊まれます。

アパートメントの形式ですので、もちろん、キッチンも完備されています。このような部屋に泊まって、食料をスーパーに買い出しに行くと、現地の暮らしが実感できます。食事を作るのが億劫ならば、この宿泊施設にも、そして近くにもレストランがありますので、そこで現地の人と同じものを食べると良いでしょう。

たまには、こんな海外旅行、いかがでしょうか?

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