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世界一美しい水:マッケンジー湖(フレーザー島)

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世界には不思議な場所がたくさん、あります。世界一大きな砂の島、フレーザー島もその一つです。この島は、1992年に世界遺産に登録されています。場所は、ブリスベン郊外、北へ300キロの距離にあります。(300キロというと、東京ー名古屋間とほぼ同じですので、日本人の感覚では郊外ではありませんが)砂だけで島が出来ていること自体がとても不思議なのですが、そのことから特有の景観がもたらせることになります。

それらの中でも、上の写真にあるマッケンジー湖は「世界一美しい水」と称されます。この湖は、Perched Lake(宙湖)のカテゴリーに分類されますが、宙湖とは川 の流出入がない湖を指します。周りの森林に降った雨が濾過されてこの湖に溜まるようです。あまりに透明度が高すぎて魚などの生物も生息しないために、水は清らかなまま保たれています。また、湖底は純白のケイ砂(silaca sand)で形成され、コバルトブルーの水の色をより際立させています。

魚は泳げませんが、人間の遊泳は可能なようです。これも不思議ですね。

写真はTourism and Events Queensland/Darren Jewの許可を得て、使用しています。

ポート・ダグラス(Port Douglas) をご存知でしょうか?

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ポート・ダグラスは、ケアンズの北70キロにある高級リゾート地です。日本では、あまり知られていませんが、1996年に当時のクリントン大統領夫妻が訪れたほど、世界的には有名です。ポート・ダグラスは、グレートバリアリーフの北限に近く、素晴らしい透明度の高い海を見ることができると同時に、世界最古の熱帯雨林と言われるデインツリー国立公園を訪れることができます。海と山の両方を楽しむことができる観光地です。

上の写真(Tourism and Events Queensland の許可を得て使用しています)は、ポート・ダグラスにある4マイルビーチです。とても綺麗な海岸線が続き、新婚旅行などのロマンチックな旅には最適です。この4マイルビーチのエリアには、プルマンマントラペニンシュラ、などの高級ホテルが建ち並びます。熱帯雨林エリアには、これも世界的に有名なロッジ、シルキー・オーク・ロッジがあります。このように、ポート・ダグラスは宿泊施設も充実している点が、デスティネーション(目的地)としてオススメする理由です。ここは、ケアンズからのツアーで行くにはもったいない場所です。2泊程度して、ゆっくりされることをお勧めします。

また、ケアンズからポート・ダグラスへのキャプテン・クック・ハイウェイは、風光明媚なドライブロードとして知られており、1時間強の道のりも南国気分を盛り上げてくれます。できましたら、レンタカーで行かれることをお勧めしますが、バスやタクシーなどの手配も可能です。ぜひ、ご相談ください

ハネムーン8日間:ハミルトン島・エアーズロック

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来年の6月出発ハネムーンの手配依頼を受けました。7泊8日の予定です。
大まかな旅程は次の通りです。

 

 

1日目 成田発
2日目 ハミルトン島
3日目 ハミルトン島
4日目 ケアンズ
5日目 ウルル
6日目 ウルル
7日目 シドニー
8日目 羽田到着

 

この旅程の特徴は、ハートリーフで有名なウイットサンデー諸島(ハミルトン島)とウルル(エアーズロック)のもっとも人気の2つのスポットを巡るだけでなく、シドニー・ケアンズといった都市も含まれている点です。もちろん、これもお客様の希望に沿ったものです。

写真は、Tourism Whitsundays の許可を得て使用しています。

 

 

大人の海外旅行:オーストラリアをお勧めする理由(7)

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オーストラリアをお勧めする理由の一つは、フェスティバルが充実しているからです。オーストラリアに住んでいて驚いたのは、割と頻繁に花火が上がることでした。シドニーのニュイヤーイブの花火は有名ですが、それ以外にもアンザックデー(オーストラリア戦争記念日)やちょっとした日に住んでいたブリスベンでは、花火が上がっていました。このちょっとした日と言うのは、小さなお祭りや記念日に当たります。日本人にとってもお祭りはとても重要なイベントですが、それは世界共通のように思えます。フェスティバルの日に街を訪れると、街中がワクワクしてとても楽しくなってきます。

現在、西欧社会の多くではこのお祭りがテロの標的になりつつありますが、オーストラリアは西洋社会からも地理的に隔絶しているので、比較的安全と思われます。お祭りの日にオーストラリアの都市を訪れるのは、とても楽しい旅行になることは間違いありません。上の写真(写真は、Destination NSW の許可を得て使用しています)のビビッド・シドニーのような大きなフェスティバルを見に行くのも楽しいのですが、それ以外の各種のフェスティバルもオーストラリアにはあります。

オーストラリアでは花を愛でるフェスティバルが数多くあります。有名なところでは、キャンベラのフロリアード、タスマニアのチューリップ・フェスティバル、グラフトンのジャカランダ・フェスティバルなどがあります。これ以外にも、オーストラリアの各都市には立派な植物園がありますので、それらの植物園がバラやワイルドフラワーなどをフィーチャーしたイベントを開催していますので、それらを訪ねて見ても楽しいです。また、オーストラリアの各都市では、フードフェスティバルが開かれています。有名なのは、メルボルンのフードフェスティバルでしょうか。このフードフェスティバルは3月末から4月初めに行われます。オーストラリアの秋に当たります。収穫祭の意味合いもあるように思います。

私たちが住んできたブリスベンでは、サウスバンク公園で毎週末マーケットが開催され、まるで小さなフェスティバルのような雰囲気でした。そのようなマーケットはどの都市、どの町にもオーストラリアではよく開かれています。訪れると、意外な掘り出し物に出会えるかもしれません。

大人の海外旅行:オーストラリアをお勧めする理由(6)

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オーストラリアをお勧めする大きな理由の一つは、現地の人とコミュニケーションがとれるからです。こういう風に書くと、多くの人が「英語はしゃべれない!」とお怒りになるかもしれませんが、それは皆さんの思い込みです。

考えてみてください。1から10まで英語で言えませんか?「こんにちは」や「ありがとう」などの日常の挨拶を英語できませんか?旅行をしようと思うのなら、このくらいの言葉ができれば、どうにかなります。フランス語やイタリア語など、他の言語でこれらを言える人は少ないと思います。
試しに、海外旅行のための英会話の本を開けてみてください。ほとんどが単純な単語の羅列です。いくつか基本的な構文 " Do you have〜?" や "I'd like to〜"を覚えれば、その変化で海外旅行のために最低限、必要な会話は可能となります。あとは、スマホに入れた英語会話のソフトや辞書でどうにでもなるのが現代です。

日本にくる外国人たちはほとんど日本語がしゃべれません。彼らが片言で「ありがとう」というと、多くの日本人は「日本語、うまいね〜」と対応しますよね。それと同じです。片言の英語をしゃべれば、海外でも十分に対応してくれます。

海外で暮らし始めて気づいたことがあります。多くの場合、一つ一つの単語は完全にはわからなくても、不思議なことに目の前の人が何を言おうとしているか分かるという事実です。これは相手の表情やその時の状況を考えると、よほど複雑な状況でない限り、相手の言うことは分かるものです。そのようなケースを数多く重ねると次第に言葉は分かってきます。

コミュニケーションの中では文法的な正確性や発音の素晴らしさよりも、伝わるかどうかだけがポイントです。

現在、英語をマスターしたいと思われているミドルやシニアの方は多いと思います。そのために、英会話学校に行かれたりしていると思います。それはそれでいいのですが、まずは現地に行かれることをオススメします。言葉は実際のコミニュケーションの中で学ぶのが一番、早いです。

テキストの会話は簡単には覚えられませんが、実際の場面と結びついた会話は忘れることはありません。

"May I take a picture about your family?"
"Sure!"

上の写真をクリスマスで賑わうシドニー郊外の街で撮った時の会話です。
クリスマスといっても7月ですが(オーストラリアは7月にもクリスマスを祝います。現地は7月が真冬ですから)。
 

 

大人の海外旅行:オーストラリアをお勧めする理由(5)

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海外旅行へ行く楽しみの一つは、美味しい食事に出会うことだと思います。その意味では、フランスやイタリアがデスティネーション(目的地)として選ばれるのは、よく分かります。私個人の経験では、イタリアはどこで何を食べても美味しかった記憶があります。ある程度年齢を重ねると、まずい食事を出される旅行には耐えられなくなります。オーストラリアは、英語圏の中では美味しい食事を楽しめるところだと思います。

オーストラリアというと、どうしてもオージービーフを想起します。確かに、お肉は安くて美味しいです。上の写真のステーキはキャンベラのお友達に連れて行ってもらったお店で撮ったものですが、この赤身の分厚い肉が本当に美味しいです。日本ではこのようなステーキにはあまり出会うことはありません。時々、この赤身の厚い牛肉を食べにオーストラリアに行きたくなります。写真で見るとしつこそうに見えますが、赤身の肉は思ったよりもあっさりしてて、300グラム位は簡単に食べれます。この厚さによって、表面はカリカリで中はジューシーな味わいを楽しむことができます。このようなステーキは、カジュアルなお店なら大体30オーストラリアドル以下で食べることができます。

前々回お話ししたB&Bやアパートメントなどのキッチン付きの宿泊施設に滞在された場合は、ぜひ、スーパーに出向いて肉を買って調理されることをお勧めします。

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ちょっとしたB&Bやコテージには、必ずバーベキューの設備が備わっていますので、ステーキ肉を買ってきて焼くのも楽しい、オーストラリアらしい経験です。惣菜としてサラダなどはどこのスーパーでも売ってますので、それと缶詰のスープとパンがあれば立派なディナーになります、左のTボーンステーキは、4枚で19オーストラリアドル、右のチキンの丸焼きは8オーストラリアドルです。このチキンの丸焼きもオーストラリアのスーパーではよく見られます。これは、このまま切って食べられるので、とても便利です。このような食事でお手軽に合理的に済ましたら、翌日はちゃんとしたレストランに行ってみましょう。

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 上の2枚の写真は、アデレード郊外にある有名なペンフォールズ・レストラン(このHPはぜひ、見てください。ととても綺麗です)でのものです。ペンフォールズはオーストラリアを代表するワインメーカーで、その直営のレストランがアデレードヒルにあります。そこで供された鴨の焼いたものと鴨のスープです。とても優しい、繊細なお味でした。レストランの目の前にはワイン畠が広がり、夕暮れをここで過ごすと忘れられない食事になります。このようなレストランを訪れると、「美食大陸」という意味がよくわかります。

もちろん、オーストラリアの素晴らしい食事はゴージャスなレストランにだけあるわけではありません。日本ではあまり知られていませんが、シドニーのイタリア人街やメルボルンのギリシャ料理など、日本ではあまり食べられないものがたくさんあります。そのようなところは日本のツアーにはほとんど含まれていません。私たちはそのような場所にみなさんをお連れしたいと考えています。

そして、オーストラリアに行ったなら、充実した朝食を楽しむべきだと思います。オーストラリアの人達は早朝から活動する方が多いせいか、朝食をサービスするお店が多いように思います。ホテルのありきたりの朝食ではなく、ぜひ、街に朝食を食べに出かけましょう。シドニーに行くと、私たちは必ず1回は中華粥(Chinese congee)を食べに行きます。シドニーは街の真ん中に中華街がありますで、美味しい中華粥を食べれます。また、オーストラリアのフレンチトーストもオーストリアで食べられる美味しいものの一つです。

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大人の海外旅行:オーストラリアをお勧めする理由(4)

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オーストラリアは大陸の国です。そして、その中央部はアウトバックと呼ばれる乾燥地帯が広がっています。湿潤な日本の気候とは正反対の風土がそこにはあります。オーストラリアの最大の魅力は、その大地の上に広がる青く大きな空だと思います。空気が乾燥しているせいか、その青さが日本のものとは違います。そして、都会を離れると視界を遮るものは何もありません。高いビルも、山々もそこにはありません。頭の上には、どこまでも広がる青空だけです。この景色を見ていると、その青空のように心が澄み渡る気がします。若い頃には、空そのものを美しいと思うことはそれほどなかったのですが、ある程度年齢を重ねてくると、空の表情や色合いに心惹かれることが多くなってきた気がします。上の写真は、アデレードから1時間半、バロッサバレーの小麦畑の上に広がる青空です。この空を見た時に、心が晴々としたことをよく覚えています。

このような青空を見ることは日本ではほとんどありません。日常的に見ている空がこれほど違うと、「異国に来た」ということを強く実感できます。また、日本で空を見上げた時にもいつか見た「オーストラリアの青空」を思い出せます。特別なものでないけど、そこにしかないもの、それを味合うのが海外旅行の楽しみだと思います。「オーストラリアの青空」はまさにそのようなものなのです。このような空をゆっくりと味わうのは、団体旅行やツアー旅行では無理です。自分達のリズムで動ける少数旅行をお勧めします。ご夫婦や気のおけないお友達グループでオーストラリアを旅すると、心に残る風景にたくさん出会えることでしょう。

下の写真は、シドニーからキャンベラへ旅して、キャンベラ郊外の幹線道路での夕景です。この空の色も私にとっては忘れられないものになっています。

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大人の海外旅行:オーストラリアをお勧めする理由(3)

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オーストラリアを「大人の海外旅行」のデスティネーション(目的地)としてお勧めする理由の一つは、宿泊施設の素晴らしさです。宿泊施設(アコモデーション:accommodation)というと、多くの方はホテルのことと思われるでしょうが、オーストラリアでは多様な宿泊施設が用意されています。

オーストラリア観光局のホームページを見ると、宿泊施設は①ホテル、②バックパッカー、ホステル、③アパート、④ベッドアンドブレックファースト(B&B)、⑤キャラバン、キャンピングアンドホリデーパーク、⑥リゾート、⑦ファームスティ、⑧別荘、⑨コテージ、⑩モーテル、⑪リトリートアンドロッジ、の分類されています。これらの分類は厳密なものというわけではなく、カテゴリー間の重複もありますが、簡単に説明すると次の通りです。①、②はご存知の通りです。オーストラリアの主要な都市には世界的なホテルチェーンが入っており、どの都市でも5つ星クラスのホテルに泊まることができます。(上の写真はシドニーのパークハイアットです)

③アパートとは、都市にあるキッチンがついた宿泊施設です。2ベッドルームなどもあり、4〜5人で旅行する時には便利な施設です。⑤キャラバン、キャンピングアンドホリデーパークは、キャンピングカーを使ってオーストラリアを旅行する際に利用する、水道施設などが完備された駐車場です。⑦ファームスティは牧場などに宿泊することを指します。⑧別荘は、ビーチハウスやサマーハウスとも言われ、海辺やリゾートの一戸建てを貸し切ることです。⑩モーテルは道路沿いにある宿泊施設ですが、欧米のそれはきちんとしたところも多いです。

これ以外の④ベッドアンドブレックファースト(B&B)、⑥リゾート、、⑨コテージ、⑪リトリートアンドロッジ、はかなり重複するように思います。日本でB&Bというと、民宿と訳されこともあってあまり高級感はありませんが、オーストラリアのB&Bはコテージやロッジと呼ばれるものと同じレベルのものも含まれています、これらのカテゴリーは、都会というよりもリゾートやワイナリー地域のあり、現地のオーストラリア人はこれらの施設でゆっくりするとした時間を過ごします。

オーストラリアには世界的にも有名なロンギチュード131カペラクオリア などの高級ロッジがあります、これらのロッジはオールインクルージング(全部込み)で食事やアクティビティなども含んだ価格設定になりますので、そこそこのお値段がします。そこまでのお値段を出さなくても、とても良いロッジやコテージがあります。また、ある程度のワイナリーには宿泊施設を併設しているとこがあり、それはとても充実した設備を有しています。これらの施設を利用すると、現地のオーストラリア人がワイナリーに行ってバケーションを楽しむ理由がよく分かります。

これの宿泊施設、B&Bやコテージと呼ばれるものは日本ではほとんど知られておらず、またホテルの予約サイトには出てきません。私たちはオーストラリアに住んでいる頃、これらの施設に泊まってとても感動した経験をぜひ、皆さんにお伝えしたいと考えています。この宿泊施設の充実している点が、大人の海外旅行のデスティネーションとしてオーストラリアがふさわしいと考える大きな理由です。

下の写真は、チャペルヒルというアデレード郊外のワイナリーの宿泊施設です。

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大人の海外旅行:オーストラリアをお勧めする理由(2)

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最初にオーストラリアを訪れた時、「想像以上に芸術的な国」ということに驚きました。オーストラリアは英国の影響が強いので、ブリスベンやパース、メルボルンなどは街が海から少し離れた川沿いに作られており、ちょっとロンドンと似ています。川には両岸を結ぶ橋が掛けられ、川べりには公園があり散歩コースが設けられています。街のいたるところにオブジェが置かれており、ストアのショーウィンドウはオシャレに彩られています。ケーキ屋さんのケーキもポップな色彩です。日本に入っていない欧米のブランドも入っており、この国はやはり「西洋社会」なのだということを実感します。街を散歩するのが楽しいのです。上の写真は、アデレードのランドル・モールにあったオブジェです。ゴミ箱をのぞく豚というのは、なかなかの発想ですよね。メルボルンの街中にはオブジェとして、大きな財布(形としてはがま口)が置かれていました。

一歩、郊外に出ると住宅地の個人の家々の庭がとても充実しており、有名な植物公園に行かなくてもそれらの庭を歩きながらのぞいて見て回るだけでも楽しいのです。これも英国の影響なのか、とてもガーデニングにオーストラリアの人達は熱心です。もちろん、大きな都市には必ず植物園があり、その時々の花々が咲き誇っています。

オーストラリアでその美しさに驚いたのは、バラとジャカランダです。ジャカランダは日本ではそれほど、見ることはできませんが、春先にはオーストラリアの各地で見ることができます(私たちのFace Book でもジャカランダの写真を載せていますので、ご覧ください)。バラはこれも英国の影響でしょうが、春と秋にオーストラリアの各地で見ることができます。オーストラリアではやはり真紅のバラを多く見たように思います。今でも真紅のバラを見るとオーストラリアを思い出します。タスマニアは春のチューリップと夏のラベンダー、また夏でも見られるバラなど、花々が豊富な島であり、そして秋の紅葉が見事な場所です。これ以外にも、西オーストラリア州のワイルドフラワーなど、お花を見にオーストラリアに行くのも楽しいです。花々の本当の美しさがわかるのも大人になってからだと思うので、お花を見にオーストラリアに行くのも『大人の海外旅行』だと思います。

下の写真はアデレード郊外のマクラーレン・ベールといワイン地域のインフォメーションセンターで撮ったものです。

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大人の海外旅行:オーストラリアをお勧めする理由(1)

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先日(10月31日)、BS朝日の『両親に贈りたい旅』ではオーストラリアのケアンズが取り上げられました。ケアンズを中心にキュランダ鉄道やグレートバリアリーフのヘリコプター遊覧などが紹介されていました。ケアンズは、日本から7時間半で行くことができ、日本人対応の観光施設も充実していますので、ゆっくりと海外旅行を楽しみたい方には最適なデスティネーション(目的地)の一つでしょう。

若い頃のように、物見遊山で有名な観光地を回りたいというのではく、リラックスして海外の生活そのものをチョット味わってみたいと考える大人の方には、オーストラリアそのものが最適な場所です。それは、次のような理由からです。

1.豊かな自然と洗練された都市

  オーストラリアというと、誰もがエアーズロック(ウルル)、グレートバリアリーフのような雄大な自然を思い出すでしょう。さらには、深い緑に包まれたブルーマウンテンズや世界一のドライブウェイと言われるグレートオーシャンロード、など自然の景勝地には事欠きません。それらはとても有名ですが、オーストラリアの魅力はそれだけではありません。とても美しい港をもつシドニー、カフェ文化が定着したメルボルン、公園都市アデレード、インド洋に面したパース、そしてゴールドコースト、サンシャインコーストに隣接するブリスベンと、多様な都市がオーストラリアの魅力になっています。どの都市も洗練されており、衛生的で綺麗ですが、特にシドニーとメルボルンはいろんな面で対照的で興味深いです。シドニーがどこかアメリカの都市に似ているの対して、メルボルンはヨーロッパの香りがします。これらの都市の周りには、世界自然遺産がありますので、自然と都市の両方を楽しむことができます。一つの旅行で両方を楽しみたいと思われる方には、オーストラリアはぜひ、オススメです。ハワイの自然は素晴らしいです。ニューヨークもパリもロンドンも楽しいですが、近郊に世界自然遺産はありません。のんびりと、自然と都市を楽しみたいとお考えでしたら、オーストラリアがベストなデスティネーションです。

写真はグレートオーシャンロードです。

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