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Southern Blue Escape Blog

初秋のメルボルン へ

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お客様と一緒に2月末からメルボルン へ出かけて来ました。メルボルンは昼間でも20度程度(1日だけ30度でしたが)で、日本の9月半ばのような気候でした。夕闇が迫ると15度くらいまで気温が低下して、半袖では肌寒くなる感じの日々でした。

メルボルンはサウスバンク地区周辺にたくさんの新しいビルができて、経済の発展している感じを受けました。この感じは、3〜4年前のシンガポールでも感じたものでしたが、発展そのものに焦りがない印象がします。それは、シンガポールのそれがとにかく新しいものを追い求める感じが強かったのに対して、メルボルンのそれは古いものと新しいものの調和を目指していると思えるからです。

そのことは、この街の中心地にあり、街を代表にする建物である、上の写真の「フリンダース・ストリート駅」がよく物語っています。お客様が「どこかの田舎の駅みたいね」と仰っていました。街の中心にこんな古い建物を残すなんて、街の伝統に対する自負とヨーロッパに対する憧れを感じませます。

旅の記録は、まとめてアップします。

 

オーストラリア での軽食

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旅行に行って、全ての食事をきちんとしたレストランで済まそうとすると結構のお値段になってしまいます。特に、オーストラリア は物価が高いので、食費をどのように抑えるかは重要なポイントです。

軽食を世界的な有名なチェーン店で摂っても良いのですが、日本で食べられるものを海外旅行に行ってまで食べるにはあまりオススメではありません。せっかくだから、オーストラリア でしか食べられないものに挑戦しましょう。具体的には、フィッシュ&チップスやミートパイです。フィッシュ&チップスは以前に紹介したことがありますので、今回はミートパイです。

食べたことがあるという方もいらっしゃると思いますが、上の写真にあるパイがそれです。パイの中にビーフシチューのようなもの(それよりも濃縮した感じかもしれませんね)が入っています。このミートパイはオーストラリア では至るとことで食べることができます。カフェやレストランにあるだけではなくて、コンビニエンスストアでも売っています。あるいはスーパーでは冷凍のものが売っていたりします。コンビニやスーパーで買って来て、部屋のレンジで温めて食べることができます。安いものは数ドルで買うこうができますので、とてもリーズナブに楽しむことができます。肉好きの方なら、満足されると思います。

上の写真は、タスマニアのロスという小さな街のパン屋さんで食べたものです。これで5ドル程度だったと思います。このパン屋さんは、ジブリの「魔女の宅急便」のモデルになったと言われているお店です。

とても美味しいミートパイでしたよ。

 

退職後の夫婦旅行に最適な場所:タスマニア

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退職を迎えられたご夫婦には、たくさんの時間が目の前に広がっていると思います。最初の頃は、あれもしたい、これもしたいと活発に日々を過ごされると思います。しばらくすると、落ち着いてきて何もしない時間が次第に増えてくるのではありませんか?そんな時、二人だけで家の中に閉じこもると息がつまりそうになりますよね。旅にできませんか?素敵な場所があります。

タスマニア島です。島といっても面積は68,400km平米あります。北海道の8割の大きさになります。四角形に近い島ですが、南にホバート、北にローンセストンという街があり、東半分はワイングラスベイに代表されるような穏やかな海岸線が広がり、西半分は世界遺産であるクレイドルマウンテンの山々があります。山歩きが好きな方はローセンストンを起点として西半分を回られることをお勧めします。別に山歩きに興味ないという方は、ホバートを中心にワイングラスベイを含むフレシネ半島を巡ることをお勧めします。

フレシネ半島を4月に車で回ったことがあるのですが、夏(12月〜2月)の観光シーズンも終わり、静かな秋の情景が広がっていました。何もないといえば、何もない景色ですが、静かで大きな青い空に白い雲が渡っていき、心が落ち着く景色でした。こんな場所だったら、いろんな思いを語り合うことができると思えるところでした。

詳しくはこちらをご覧ください。

また、詳細は是非、お問い合わせください。

 

 

ゴールデンウィークにオススメ:ブルーマウンテンズ

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オーストラリア旅行というと、ウルル(エアーズロック)かグレートバリアリーフ(ハミルトン島)を思い浮かぶ人が多いようです。大陸と大海原と違いがあるものも、両方とも自然の雄大さを体感できる場所ということができます。これらの場所に行かれると、オーストラリアの素晴らしさに満足されると思います。ただし、これらの場所は人気であるがゆえに、飛行機や宿泊施設の予約が取りにくいという難点があります。

これらの場所以外にも、素晴らしい世界遺産がオーストラリアにはたくさんあります。ロードハウ諸島タスマニアなどがそれです。これらの場所も素晴らしいですが、日本からは若干、遠い印象があります(実際は、シドニーで乗り換えるだけですが)。簡単に行けて、オーストラリアの大自然を満喫できる場所はないのでしょうか?

素晴らしい場所があります。ブルーマウンテンズです。シドニー近郊の観光地ですが、オーストラリア自然の雄大さを堪能することができる場所です。ブルーマウンテンズにはシドニー観光の1日オプションツアーで行くことが多いのですが、ここの素晴らしさは決して1日観光で実感できるものではありません。なぜなら、朝焼けの素晴らしさは宿泊しないと見ることができません。

ブルーマウンテンズにオプションツアー行かれたという多くの方は、写真にあるようなスリーシスターズやシーニックワールドを訪れるだけで帰ってこられますが、キングステーブル(このホームページのトップの写真です)などの展望台やルーラーカスケードのなどの滝、あるいは洞窟など、さずが世界遺産ともいうべき見所がたくさんあります。また、ブルーマウンテンズはオーストラリアでも屈指の観光地であるがゆえに、宿泊施設も充実しています。2泊しても飽きない観光地です。

日本から深夜飛行でシドニーに行き、ブルーマウンテンズに2泊した後、帰りにシドニー1泊してお土産を買って帰るのがベストなツアープランだと思います。このツアーでしたら、オーストラリアの自然と都会の魅力が味わえて、ゴールデンウィークにはぴったりの旅行プランです。ぜひ、お問い合わせください。

優雅なオーストラリア のアーケード

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オーストラリア で暮らし始めて、最初に驚いたのは街の中心部に欧州の香りがするアーケードがあることでした。そこでは格式張ったお店、貴金属店や食器屋、それにブティックや紅茶屋さんなどが軒を並べると同時に、上品なカフェがあります。そこで、白髪の老人達がゆっくりとハイティーを楽しみながら、時間を過ごす。そんな場所です。大体、2階建か3階建で古い建物です。

写真はシドニーの有名なクィーンビクトリアビルディング(QVB)です。このビルが、私が感動したアーケードの代表的建物です。ご存知の通り、このビルはタウンホールの駅と地下で直結しています。私のイメージでは、ここがシドニーの中心点です。ここに行くと、「シドニー にいるんだ」と体感することができます。

このアーケードも1階は有名ブランドのブティックが並んでいますが、2階3階にはカフェがあったり、ケーキ屋さんが綺麗なショーウィンドウを展示したりしています。通路にカフェの椅子が並べられ、現地の人たちが談笑しています。1階でお買い物をするのも楽しいですが、2階や3階で周りの様子をみながら、お茶を飲むのはもっと楽しいですよ。

 

オーストラリアでレストランを選ぶ

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海外旅行に行かれる時、多くの方はホテルと飛行機のチケットだけがついたパッケージをお買い求めになることが多いようです。その場合には、食事は自分でレストランを探すことになります。さて、どのようにレストランを探しますか?ガイドブックを参考にするか、ネットの記事を探して、レストランを決めることになると思います。

ニューヨークを旅行した時のことです。ガイドブックで評判のレストランを予約して行ってみました。驚いたことに、席の周りは日本人だらけで、日本人向けのセットメニューが用意されていました。味は今ひとつで、いかにも日本の観光客相手の商売という感じでした。日本のガイドブックに載ったことにより、レストラン自体の内容や質が変化したように思えました。ここまで酷いことは少ないと思いますが、往々にして、ガイドブックの情報は若干古いように思います。レストランの質や内容は、想像以上に変化が激しいものです。かつては一流店と呼ばれたレストランも、いつのまにか美味しくなくったということもよく聞きます。

それでは、ネットの記事はどうでしょうか?ネットの記事は、一見するとその記事が古いものか、新しいものかは判然としません。よく調べないと、ガイドブックのケースと同じことが起こります。また、ネットの記事は多くの場合、ある程度年齢が若い方が書かれることが多いので、偏ったものになることにも気をつける必要があるでしょう。例えば、シドニー のステーキを食べようと思った時、多くのネット記事では自分で肉を焼くことで有名なお店を推薦してきます。確かに、そのお店ではオーストラリアのBBQスタイルで食事ができるという意味では興味深いのですが、自分でお肉を焼くのは簡単ではありません。それよりも、現地のオーストラリア人が推薦してくるお店に行ったほうがやはり、美味しいです。

もちろん、旅行者向けのトリップアドバイザーや、日本の食べログに当たるサイトZOMATYelp!が海外にもあります。これらのサイトを参考にしてレストランを選ぶと大きな間違いはないように思います。前者は日本語サイトもありますが、翻訳機能が今一つです。後者二つは英語サイトしかありません。日本語サイトだけを使って、海外の美味しいレストランを探すのはとても難しいのが現状です。

私たちは、自分で行って美味しいと思ったレストランを中心に、現地の友人の意見及び英語サイトを使ってお客様にレストランを紹介しています。

写真はお客様と行ったブルーマウンテンズのレストランでのものです。メインのポークです。

オーストラリアでのホテル選びのポイント

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オーストラリアを低予算で旅していると、バスタブがない、シャワーしかないという部屋に当たることが多いです。これは、オーストラリアに限ったことではありません。西洋社会ではシャワーだけの部屋というのは珍しくありません。ある程度の予算を出さないと、バスタブはつかないというのが常識です。ちょっとした噴水装置がついたバスタブなどでも、大げさに「ジャグジー付き」と宣伝するのが西洋社会の流儀のようです。つまり、バスタブのお風呂というのは、西洋では贅沢なこととして捉えられています。これは、日本人の感覚と全く違う点の一つかもしれません。

ネットを使って低予算のホテルなどを探していると、バスタブ付きかどうかはあまり念頭にないものです。あるいは、サイトによってはそれらの細かい情報は示されてなく、単に値段の安さだけを見せびらかすような作りになっています。格安サイトと呼ばれるものは、価格表示だけが前面に出る作りになっていることの方が多いように思えます。旅行前にこのようなサイトで宿探しをすると、値段だけにしか目がいかないことになり、その結果、バスタブの有無などは全く眼中にないことになりがちです。

海外旅行に行って、長い時間飛行機に乗った後、ゆっくりと足を伸ばしてお風呂に浸かりたくありませんか?海外暮らしに慣れている方は別として、多くの日本の方はシャワーでは満足できないと思われます。飛行機の疲れが取れないまま、翌日から観光に出かけても今ひとつということになりがちです。若い頃はそれでも良いのでしょうが、ある程度年齢を重ねると、ゆったりと旅はしたいものです。

本当にゆっくりと海外旅行を楽しもうとされるなら、ぜひご相談ください。ご満足いただける旅をリーズナブルに提供します。

ちなみに上の写真は、「オーストラリア:ブルーマウンテンズ、素晴らしい宿」で紹介したのと同じ部屋のバスルームです。5つ星ホテルのバスルームに負けません。このような部屋に1人1万円程度で泊まれるのですから驚きです。このような素晴らしい宿は決してホテルの紹介サイトには出てきません。宿それ自体が集客力を持っているのでそのようなサイトには登録する必要がないのでしょう。

オーストラリア 旅行の標準的ケース

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オーストラリア を旅行しようと思われる場合、多くの方は4泊5日で旅程を組まれることが多いのではないでしょうか?

オーストラリア への飛行機は、日本を深夜に出て機内泊の後、早朝にオーストラリア に着きます。また、帰りの便はオーストラリア を深夜に出て、日本に早朝につきます。4泊5日と言っても、実質オーストラリア で過ごせる時間は2泊3日ということになります。

2泊3日でオーストラリア全体を理解しようとするのは無理があります。どこかの都市をちょっと見るだけということになります。飛行機の便から考えると、シドニーかメルボルンが実際の選択肢として挙げられます。シドニーはオペラハウスやハーバーブリッジに代表される港の景色が美しい都市であるのに対して、メルボルンは街の中に美しい公園が点在する欧州の香りがする街です。シドニーは、どこか横浜やお台場の景観に似ていて、異国感と同時に日本の都市との共通性を感じることができます。それに対して街中をトラムが走り回るメルボルンでは、オーストラリアで伝統を感じることができます。

何らかの目的、たとえばアデレードでワイナリー周りをしたいとか、あるいはタスマニアでハイキングを楽しみたいという場合には、シドニーないしはメルボルンから乗り継いで行くことになりますが、2泊3日の中の1日近くは移動で取られることになります。目的地についても、ゆっくりと街を見て回る時間はあまりないと思われます。

オーストラリアの魅力は新しい息吹を感じる街と大きな自然のコントラストだと思います。タスマニアやアデレードはその両方を感じることができますが、シドニーやメルボルンに行き、市内のホテルに滞在してるだけだと、街の雰囲気だけを感じて帰国することになります。できれば、オーストラリアの自然の大きさも短い期間の間に感じて欲しいと思います。そのためには、1泊はシドニーやメルボルンの郊外の素晴らしいB&Bに宿泊することをお勧めします。

そのような旅程を可能するパッケージ・ツアーはなかなかありませんし、まして個人で設定することも不可能に近いです。ぜひ、ご相談ください。

 

 

ウルルの予約はお早めに

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ウルルに関するお問い合わせや「ウルルのベスト・シーズン」へのアクセスが急速に増えています。5月の連休や夏休み、ウルルを訪れようとされる方がかなり、いらっしゃる様です。ウルルの登頂禁止のニュースが流れたせいかもしれません。

ウルルに行こうとお考えでしたら、ウルルに最低2泊することをオススメしています。理由は簡単です。ウルルの朝焼けと夕焼けをゆっくり見るためです。1泊2日でも両方を見ることは可能ですが、2日目の昼過ぎにはウルルを出発することになり、朝ゆっくり日の出をみる余裕はありません。ウルルで最低2泊することを考えると、オーストラリア の往復に飛行機泊が2泊必要になりますので、4泊5日が標準的な旅程になるかと思います。

機内2泊、現地2泊という日程がきついとお考えでしたら、行きがけにシドニーないしはメルボルンで1泊することをオススメします。そうすると、5泊6日の旅ということになります。ほぼ1週間の日程が必要ということになります。多くの方にとって、これだけの休みがとれるのは5月の連休か、夏休みということになると思われます。

5月の連休に関しては、日程によりますが、まだギリギリ、チケットが手配可能です。夏休みはまだ、余裕がありそうですので、ぜひ早めにお問合せください。

写真は、ウルルの朝焼けです。大きな一枚岩が暗闇の中から朝日に照らされて赤い巨体を出現させていく様子は、まるで大きな動物の目覚めのようでした。忘れられない光景の一つです。

オーストラリア のワイナリーを訪れる喜び

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淑女4名様:アデレードを巡る11日間」や「SS様ご夫妻_パースでのエスケープ」のように、ワイナリー に行かれるお客様がいらっしゃいます。私たちもお客様には機会があれば、ワイナリー 地域に行くことをお勧めしています。それは、オーストラリアのワイナリー地域には、とてもよいB&Bと素晴らしいレストラン(高級なお店も多いですが)があるからです。また、ビンヤードの広大な景色を見ることによって、リラックスすることができます。

オーストラリア政府観光局のHPでも、オーストラリアの楽しみ方の一つとして、「オーストラリア の食とワイン」を取り上げています。さらに同HPでは「オーストラリアで究極のワイナリー体験」では、オーストラリア各州のワイナリー地域を紹介しています。この紹介ページ見られてもわかる様に、アデレードないしはパースに行かれるとその近郊にはワイナリー地域が点在しています。もちろん、これらの地域はとてもオススメですが、とても広大な地域で、簡単には回れないという難点があります。例えば、アデレードにはバロッサバレー を始め、マクラーレンヴェイル、クレアバレー、アデレードヒルなどの有名なワインの産地があります。産地間は1〜2時間離れており、簡単に回れる距離ではありません。時間的余裕がある方には、ぜひオススメしたいのですが、なかなか難しいです。

あまり時間をかけられないけど、オーストラリア のワイナリーの良さを味わいたいという方には「淑女4名様」の様に現地ツアーを利用させることをオススメします。

ツアーの団体行動が苦手という方には、首都キャンベラ周辺のワイナリーをゆっくり見て回ることをオススメします。キャンベラ周辺には車で30分圏内に30近くのワイナリーが点在しており、1日あればレンタカーで見て回れます。日本ではキャンベラ地域のワイナリー はあまり有名ではありませんが、クロナキラ の様にオーストラリア を代表するワイナリーがあったりします。当地は、オーストラリア の内陸部にあり、昼夜の温度差が激しく、乾燥地帯であることから本来的にはワインの生産には適した場所です。キャンベラ周辺のワイナリーはバロッサバレー などと比較すると、家族経営の小さなものが多いのですが、それだけに多様な個性が楽しめます。

なお、ワイナリー に車(レンタカー)で行くとワインを飲めないのではないかと思われかもしれません。ワイナリー のカウンターの下には、大きな銀の壺がおいています。そこに香りを味わったワインを吐き出す様になっていますので、ご安心のほどを。

写真は、クロナキラ のワインセラーです。4年前のもので、今は新しくなっている様ですが。
 

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