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シドニー

シドニーのおしゃれタウン:ニュータウンを歩く

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シドニーに行かれた時、ちょっと個性的なお土産が欲しいな〜と思われた時に最適な場所を紹介します。シドニーのセントラル駅から約15分、T2の電車に乗って行くとニュータウン の駅に着きます。

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日本人のおしゃれタウンのイメージは、銀座や青山、代官山など、どちらかと言えば、高層ビル群に囲まれたエリアを想像されるかもしれませんが、ここはそうではありません。もちろん、そのような場所はシドニーでもタウンホール周辺にあります。ニュータウンは、東京でいうと下北沢や裏原宿のようなちょっと尖ったエリアです。片道1車線の道路の両側に雑貨屋や古着屋、本屋、レストラン、居酒屋などが広がります。町の情景はこんな感じです。

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下の写真にはニュータウン ホテルと書いてありますが、宿泊施設ではなく、お酒を扱えるお店との意味です。このあたりの事情は前述してあります。この写真に見るように、古い建物が車道の両端に立ち並んでいます。一見すると、あまりおしゃれなイメージではありませんが、お店の中を覗くととてもクールでおしゃれです。

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雑貨屋さんが多いのですが、雑貨と本を一緒に扱っているお店も結構あります。

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これらのお店の中で、一番、クールでおしゃれだったのは、t2 という紅茶専門店です。日本では見ることのない色彩のデコレーションで心惹かれました。

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ぜひ、シドニー に行った際には覗いてみてください。

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オーストラリアのレストラン模様

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オーストラリアでちょっとしたレストランに行くと、よく見る情景があります。カップルが2組連れで、同じテーブルを囲むシーンです。歳の頃は30代から50代ぐらいのカップルがお洒落してレストランのバーカウンターで食前酒を飲んでいると、後から同じくらいのカップルが合流してきます。その2組で少しお酒を飲んで、テーブルに移っていきます。2組の大人のカップルがレストランで食事するということは、あまり日本では見ない景色ですが、オーストラリアでは度々、直面することがありました、

彼等はテーブルに座ると、大体、メニューを見て議論を始めます。オーダーするものを相談しているようです。そういう人にためにか、オーストラリアのレストランのメニューはかなり詳細な情報が記載されています。原材料や料理の仕方はもちろんのこと、さらに牛肉なら生産地や飼料の内容なども書きこんであります。日本で「関サバ、関アジ」や「大間のマグロ」のようなブランドがあるのでしょう。それらの情報を見て、彼等はかなり長い間、話し込んでオーダーを決めます。

日本でもし、こんなに話し合って決めたら、お互いのものをちょっともらって食べたりするように思うのですが、彼等は決して他の人の料理をもらったりしていませんでした。

カップル2組でレストランに来るというのも、日本では見かけない情景ですし、ましてみんなでオーダーを相談しあうというのも日本ではあまり見かけません。こういう情景を見ていると、文化の違いを実感します。

上の写真は、メルボルンでの食べたWagyu(和牛)です。なお、原産地はタスマニアと書いてありました。

 

シドニー空港で白ワインを

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旅の疲れで、少し元気がない時は、軽くアルコールを頂きます。シドニー飛行場に着くと、時間があったので、バーカウンターに座って白ワインをオーダーしました。お気に入りは、リースリングのドライ(辛口)です。リースリングはドイツワインとして有名ですが、それはどちらかといえば、甘口のものが多いようです。オーストラリアではすっきりとして、かつフルーティな辛口のリースリングを楽しむことができます、

リースリングをオーダーすると、Leo Buring というワインが提供されました。ネットで調べてみると、アデレード 近郊のクレアバレーのワインです。アデレード近郊はドイツ人の入植が進んだ場所で、ハーンドルフのようなドイツ人の街もあります。オーストラリアの友人は、アデレード という名前そのものがドイツ系だと言っていました。

このワインは、とてもすっきりして飲みやすかったです。オーストラリアではグラスワインを頼んでも、上の写真のようにボトルを置いてくれることがあります。日本の割と良いレストランではこのような提供の仕方をしてくれることがありますが、あまり多くはありません。

ワイングラスとボトルの向こうから、飛行場の光が差し込んできました。

オーストラリア:7月のクリスマス

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オーストラリア では7月にクリスマスを祝います。正確には、7月にも祝うというべきでしょうか。もちろん、12月のクリスマスも祝いますが、この12月はオーストラリア では真夏。雪は降りませんし、サンタクロースには暑そうです。オーストラリア の人達は、イギリスはもちろんのこと、ドイツやフランスなどの北半球にルーツをもつので、やはり真夏のクリスマスには違和感があるようで、真冬の7月もクリスマスを祝うようです。

上の写真は、シドニー 郊外のブルーマウンテンズにあるB&Bにあったクリスマスツリーです。ブルーマウンテンズはシドニーから電車で約2時間ですが、この時期には雪が降ることもあります。オーストラリア というと南国のイメージが強いのですが、首都のキャベラの近郊には、スキー場もあるほどです。訪れたのは7月の上旬でしたが、朝夕はとても寒く、暖炉の火があかあかと燃えていました。

日本とは全く異なる季節感を味わえるのはオーストラリア旅行の魅力の一つです。

オーストラリア 旅行で必ず行く場所〜植物園

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オーストラリア旅行に行く時、必ず寄る場所があります。植物園、ボタニックガーデンです。

住んでいたブリスベンでは、中心街であるクィーンズ・ストリートから歩いて10分ほど、川べりにとても静かで、大きな植物園がありました。朝夕は、ジョキングをする人で賑わいますが、昼下がりは掃除をする係りの人ぐらいで、オーストラリアの青空の下に広がる緑の空間を独占することができます。キャンベラでは熱帯雨林が丘陵地帯に作り込まれていました。シドニーでは、街のアイコンであるオペラハウスの裏手に港を見渡せる植物園が設けられています。

オーストラリアの都市には必ず綺麗な植物園が整備されていますが、最も印象的なのは、パースのキングスパーク&ボタニックガーデンです。この公園は、街の中心部からバスで10分ほど、街全体を見渡す小高い丘の上に設けらてれいます。この公園から、見るパースの街がとても美しく、パースというとその情景を思い出します。

訪れたのは9月でしたが、公園は春の訪れを表すように花々が咲き始めていました。この公園では、西オーストラリア州を代表するワイルドフラワーが展示されており、それにも強い印象を覚えました。

オーストリアを旅する時期

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オーストラリアは日本と季節が逆です。そのために、旅行に最適な時期がわかりにくいと思われます。大まかに時期を表にしてみました。

 

 

    シドニー ウルル グレートバリアリーフ
1月 シドニー花火   乾季
2月    
3月    
4月   ベストシーズン① 雨季
5月 ビビッドシドニー
6月 ホェールウォチング
7月  
8月  
9月 早春 ベストシーズン①
10月 ジャカランダ
11月     乾季
12月 初夏 クリスマス  

上記の表では、シドニーという欄は他のオーストラリアの大都市(メルボルン、アデレード)にも当てはまります。お正月の花火は、メルボルンでも行われているようですし、春のジャカランダの季節はアデレードでは薔薇がとても綺麗に咲いていました。

ウルルは砂漠地帯にありますので、夏(1月〜2月)に行くのは危険な場所です。また、冬はとても夜が冷えるでしょう。

グレードバリアを擁するケアンズは、雨季と乾季があります。雨季といってもシャワーが朝夕に訪れる程度ですが、それでもやはり雨が少ない時期に訪れるべきでしょう。

オーストラリアというと、夏の海というイメージが強いかと思いますが、そのイメージにふさわしい時期は、1月から2月、日本の真冬がオーストラリアの真夏です。この時期の大都市の周りのビーチはとても魅力的です。シドニー郊外のボンダイビーチなどは、シドニーの都心から30分あまりでいけるとても綺麗なビーチです。

日本では、ゴールドコーストが有名ですが、現地の人はサンシャイコーストの方を勧めます。ゴールドコーストがハワイのワイキキのような感じですが、サンシャイコーストはマウイ島のようなビーチです。のんびりとした空気感が日広がります。

ジャカランダ・ツアーへのお誘い

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日本では桜の季節が終わろうとしていますが、オーストラリアを代表する花の一つであるジャカランダは、10月末から11月初旬が花盛りを迎えます。有名なジャカランダフェスティバルもこの時期に開催されます。このフェスティバルを行かれるのもアイデアですが、いかんせん、シドニーから飛行機1時間で行くか、ゴールドコーストから車2時間行くかと若干、不便な場所に開催地であるグラフトンはあります。昨年、お客様がこのフェスティバルに行かれたいと希望でしたので、飛行機を使ったアレンジをしました。大変、満足されたようです。

このフェスティバルに参加しなくても、シドニーにもたくさんのジャカランダの見所はあります。上記の写真は、その一つ、ノースシドニーにあるマクドガル通りです。一昨年、この地を訪れましたが、見事でした。このようなスポットはほとんど日本人の観光客には知られていません。不思議に中国の方はたくさんいらしておられましたが、日本人は皆無でした。多分、大手のツアーコースから外れているせいだと思われます。

素晴らしいジャカランダを見に、オーストラリアを訪れませんか?もちろん、個人旅行でもグループ旅行でも、コンダクター付きも可能です。一度、ご相談ください。

オーストラリア旅行を計画する際の注意点

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オーストラリア旅行を計画される際の注意点を列記します。参考にしてください。

 

1.目的地の温度や機構を調べておく。:オーストラリアというと南国とイメージが強いせいか、いつでもどこでも泳げると思っていらしゃる方がいます。確かに地理的には日本から見ると南にあたりますので、南国ですが、南半球は南に行くほど寒くなります。例えば、タスマニア 島はオーストラリアに最南に位置し、南極海に面していますので、当地の真夏である2月でも最高気温は20度前後、海水温は17度しかありません。日本人が思っている以上に、当地は寒いです。また、日本とオーストラリアとの気候の最大の差異は、日夜の温度差と思います。ブリスベンに住んでいる頃、昼間は20度あったのに、夜になると零度になることがあり、大変驚きました。大陸の昼夜温度差は島国日本では感じられないものです。このことは、大陸の中心にあるウルル行く際には特に注意する点です。

2.  目的地間の距離を調べておく。 :オーストラリア に出かけようとされる場合、多くの方は2箇所ないしは3箇所を巡ろうとされます。特にウルルを第一の目的地として、ケアンズないしはシドニー観光を付加して旅程を組まれるのが最も多いケースです。シドニーとウルル間の距離が2100キロ、ケアンズとウルル間が1800キロあります。前者が3時間半、後者が約3時間飛行機に搭乗しなけばいけない距離です。ウルルへ日帰りでというお客様もいらっしゃいますが、到底お勧めできない旅程です。日帰りですと、最大でも2時間しか当地での滞在時間はありません。かつ、飛行場からウルルまで30分程度かかりますので、ほとんどウルルで過ごす時間はありません。日本人の感覚でオーストラリアの距離感を捉えると旅程に大きな誤算が含まれることになります。

3.食事をどうするかを考えておく。 :海外では一般的にそうですが、ホテル宿泊代に食事代を含みません。中には、日本の旅館のイメージで食事付きのお部屋を希望される方がおられますが、朝食はともかく、夕食がホテル宿泊代に含まれることはありません。食事はフードコートと呼ばれるモールの食堂街で食べずに、普通のレストランでとると、結構高めになってしまいます。一人4〜5千円はかかる感じです。それほど、食事に予算をかけられない場合は、現地のスーパーマーケットを利用して、ホテルの部屋で食事をとることをお勧めします。すべての食事をそれで済ませるのはせっかく、オーストラリアに来た甲斐がありませんので、一度くらいは現地の有名レストランに出かけてみるのがお薦めの食事プランです。日本などのアジア圏の国々に比べるとB級グルメが発達していないと思います。

以上の点を十分に調べてオーストラリアの旅行計画を立てることをお勧めします。もちろん、私たちもお手伝いします。

 

大人の海外旅行:オーストラリアをお勧めする理由(8)

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オーストラリア で生活して、英語を少しわかり始めた頃、ある単語を知りました。"isolated"という単語です。あるオーストラリア 人が、"isolated country"といった言葉が気になりました。辞書で引くと、「隔絶した国」という意味であることを知りました。その人は、オーストラリアが他の地域から、地理的に隔絶しているという意味で使ったように思いましたが、日本は文化的に他の国と隔絶しているように思いました。

文化的な孤立を強く感じたのは、食事でした。大きな意味では、東アジア料理の範疇に入ることは明らかですが、同じはずの中華料理や韓国料理とはその味覚は大きく異なります。中華料理や韓国料理は日本料理と比較すると、はっきりとした味付けです。それに日本料理のように、生ものを原則的には食べません。近年、刺身も世界的に流行のように言われることが多いですが、それはあくまで高級店でのケースで、世界の街角で当たり前のように刺身を食べているわけではありません。海外で生活すると、美味しいお寿司を食べることは例外中の例外です。オーストラリア でもシドニーのような大都市では美味しいお寿司を食べることができるようですが、かなりお高いです。

一番、日常生活の中で食べたかったものは「うどん」でした。アジア食材店でうどんは売っていましたが、なぜか中国製で香りが全く異なるものでした。オーストラリアは食材の持ち込みが厳格なので、日本から送ってもらうのも憚られます。やっと、出汁になりそうなパックに入った鰹節を見つけて、作ってみたのですが、オーストラリア は硬水のせいか、うまく出汁が引けなかったことを覚えています。

和食が注目されているのはオリジナリティーが強いせいだと思いますが、独自性が強いということは孤立していることとある意味、同値です。それはい意味でもありますが、世界の情勢から隔離されている側面もあります。海外から見ると、日本は世界の流れの中から孤立しているのがはっきりと分かります。

そしてオーストラリア は西洋社会であるはずなのに、地政学的にそこからは隔絶されています。現代西洋社会は混乱の中にあります。ヨーロッパの情勢はEUという理想が幻想に変化しつつあり、アメリカは国が完全に分断しています。そして、日本とオーストラリアはそれらに混乱からは一歩下がった地点にいるように思います。

多くの日本人が西洋社会に憧れています。いつかはその社会を垣間見たいと願っています。その願いを現在、安全に叶えることができるのはオーストラリアということになりそうです。

写真は、ワトソンべイから対岸のシドニーのダウンタウンを見た夕景です。左手にシドニータワーが見えます。

シドニーのクリスマス準備

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日本でもそうであるように、オーストラリアでも11月に入るとクリスマスのデコレーションで街角が華やぎます。上の写真は。シドニーのクイーンビクトリアビルディング(QVB)の中にあったクリスマスツリーです。ご存知のように、このビル自体が伝統的なショッピングモールですので、シックな雰囲気に合うように上品なクリスマスツリーでした。

オーストラリアのクリスマスは、日本と違い、オーストラリアでは12月は真夏ですので、"Christmas in Summer" ということになります。また、12月末から1月末までオーストラリアの学校は夏休みにあたり、バケーションの真っ只中になります。新学期の開始が1月末ないし2月初めですから、子供達は開放感に溢れた日々を過ごすことになります。

私もこの時期、メルボルン〜アデレード〜シドニーを旅したことがあるのですが、バケーションの季節でした。クリスマスにはお店がほとんど閉まっていて、淋しい感じでしたが、クリスマスの翌日は"Boxing Day"(クリスマスの贈り物を開ける日)として、バーゲンが始まります。この時期、オーストラリアを訪れるもう一つの楽しみと言えるでしょう。

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