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Southern Blue Escape Blog

夜間飛行の魅力

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現在、カンタス航空が日本就航70周年記念の特別セールスを行っています。とてもリーズナブルな価格設定になっています。

カンタス航空に限らず、オーストラリアへ向かう飛行機は、深夜東京を出て、早朝オーストラリアに到着することが多いです。日本とオーストラリアは1~2時間しか時差がありませんから、夜の間、飛行機で過ごして朝からそのまま、オーストラリアで活動することが無理なくできます。

他の海外地域では時差が大きいですから、身体のリズムがずれたまま、目的地で活動することになり、1週間程度の旅行ではそのままで終わることも少なくありません。結果として、海外旅行に行って体調を崩すことにもなりかねません。

シドニーでは大体、9時間のフライトです。10時過ぎの飛行機に乗ると、食事を摂って少し眠って目が覚めると、窓の外では夜が開け始めます。朝日の輝きが夜の紺色を消していく様子を飛行機から見るのは、オーストラリアへ行く時の楽しみの一つです。

 

 

オーストラリア:ブルーマウンテンズ、素晴らしい宿

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オーストラリア郊外の観光地には、たくさんの素晴らしい宿があります。この写真は、シドニーの郊外、ブルーマウンテンズのルーラという街にある宿泊施設です。このような宿泊施設は、オーストラリアではB&Bと呼ばれています。B&Bというと、アメリカなどでは民宿にしか過ぎないのですが、オーストラリアでは英国の伝統を受け継ぎ、立派な施設が少なくありません。

このようなオーストラリアのB&Bは、リタイアした夫婦や、ワイナリーないしは牧場を持つ家族などで運営されていることが多く、きちんとしています。中には、イギリス本土からリタイアした後に移住してこのようなB&Bを運営されている方もいらっしゃいます。

オーストラリアで生活する前までは、これほど、オーストラリアがイギリスの影響が強い国とは知りませんでした。紙幣の肖像はイギリス女王ですし、今でも元首たる女王の代理人としての総督がキャンペラには在住しています。

寒くて暗いイギリスから見れば、オーストラリアは陽光溢れる国だと思います。その関係で、国全体がリゾートとして発達したような側面があります。また、主たる産業が鉱業だったせいか、どこか豪華です(ちょっとバブリーかもしれません)。

オーストラリアの質の良いB&Bは、本当に豪華です。そして、これらのB&Bはまず、ホテル紹介サイトでは出てきません。お値段は、想像よりもお安いですよ。

 

 

メルボルン:乾燥した夏の陽〜王立展示館

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アメリカ人の友人が、アメリカはヨーロッパ(特にイギリス)からできるだけ、離れようとしているのに、オーストラリアはできる限り、ヨーロッパの影響下にあろうとする、という感想を言っていました。確かに、オーストラリアは現在でも英連邦(Commonwealth)の構成国の一つです。この英連邦、日本ではあまり有名ではありませんが、オーストラリアで暮らしてみると、強く意識することになります。何と言っても、現在でも紙幣にはエリザベス2世女王が印刷されており、この国の首長が彼女であり、イギリスの影響下にあることがわかります。

オーストラリアにおけるヨーロッパ的影響を表す代表的な建物が、メルボンにある王立展示館(Royala Exbition Building) です。写真の通り、ヨーロッパの宮殿のような建物がメルボルンにあります。この建物は、1880年のメルボルンで開かれた万博のために作られた建物です。当時、メルボルンはゴールドラッシュに沸き、大英帝国においてロンドに次ぐ第二の都市として発展していました。その栄華さが誇るよなうな建物です。

この建物はメルボルンの中心地にあるカールトン庭園の中にあります。この庭園こそが、まさにイギリス的です。イギリスにはガーデン二ングの伝統がありますが、その伝統を感じさせる庭園です。

夏の日、この庭園を訪れました。乾燥した夏で、日陰にいると風が冷たいほどです。木漏れ陽の中、庭園を歩いて行くとこの白亜の建物が目の前に現れます。オーストラリアの青空と建物の白のコントラストが、心に刻み込まれるようでした。

ウルル、登頂禁止へ

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ウルルの登頂禁止が決まりました。以前から話題になっていたのですが、いよいよ決定されたようです。実際、現地に行くと看板が立っており、危険でかつ原住民の聖地でもあるので登頂を遠慮してほしいとの掲示がありました。私たちは、登ってみたのですが、確かに最後の傾斜が急で危険でした。写真は、頂上からカタ・ジュタ(Kata Tjuta)を見たものです。

登らなくても、朝夕は息をのむ景色を十分に楽しめますので、ぜひ行かれることをお勧めします。行かれたお客様もみなさん、感動されています。

ただ、今の時期(日本の冬)は当地の真夏で、灼熱の日々ですので、他の時期をお勧めします。

 

冬の日本から真夏のオーストラリアへ

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日本は次第に冬に向かっていますね。北半球の日本が冬に向かっているこの時期、南半球のオーストラリアは、夏に向かっています。

夏といっても、オーストラリアのそれは湿気がなくて、とても過ごしやすい季節です。クリスマスから大晦日にかけて、メルボルン〜アデレード〜シドニーと旅をしたことがあります。メルボルンからアデレードまで、約1000キロを車で二日かけてドライブし、そこからシドニーへと飛行機で移動し、大晦日の花火を見ました。

全般的には25度前後ととても過ごしやすい気候でしたが、クリスマスのメルボルンでは17度、翌々日のアデレードでは42度と大陸らしい気温の変化を経験しました。それでも、とても楽しい旅でした。湿気がないせいか、大きな空が青くて、ドライブがとても気持ちよかったです。

写真は、有名なグレートオーシャンロードです。海辺の気持ち良い道でした。ただ、難点はハエが多いことでしたが。

私たちのオススメするちょっとリッチな旅行

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日本人が海外旅行をしようとすると、どうしても格安ツアーや格安航空券に目がいって、安いチケットやホテルを求めることになります。その結果、あまり楽しくない旅行になってしまうことが多いようです。

例えば、ホテルはイメージではいくら位を想定されているでしょうか?1人1泊1万円くらいではないでしょうか?お二人でダブルの部屋(ツインは海外では少ないようです)2万円くらいでしょうか。できれば、1万円くらいで2人泊まれれば、とても格安ということになって、多分、この部屋を予約することになるのはないでしょうか?

1万円クラスの部屋では、シャワーだけのことが多く、長い飛行機搭乗で疲れた身体をお風呂で癒そうとすることは不可能になります。お客様の中には、バスタブがないだけでも、とても残念な旅行だと思われる方も少なくありません。お風呂のこだわるのは日本人の特徴の一つだと思いますが。。。。

例えば、上の写真はシドニー郊外のブルー・マウンテンズにあるB&Bのお風呂です。気持ち良さそうでしょう。このお部屋はお二人で1万8千円程度で泊まれるとしたら、どうでしょうか?ゴージャスでシックな気分になりませんか?あなたの旅の思いがちょっとしたお金を出すだけで、全く異なったものになります。

日本ではあまり知られていない旅の方法、例えば、素晴らしいB&Bを紹介し、適切な交通手段の選択をアドバイスするのが、私たちの役割です。

 

シドニー、ジャカランダが咲いていました。

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お客様のツアーの添乗でシドニーを旅してきました。詳細につきましては、また近い内にアップしますが、シドニーのジャカランダは満開を少し過ぎた状況でした。お客様に「ジャカランダを見て、一番喜んでいるのは添乗員さんね」と言われました。

この季節のオーストラリアはどこに行っても花々が咲き乱れ、とても綺麗です。3年前のこの時期、アデレードとキャンベラを旅したのですが、それらの都市ではバラが咲き誇っていたことを思い出します。オーストラリアを旅するには、最も良い時期であるように思います。

温度も日本が21度でシドニーが19度とほとんど変わらず、洋服もほぼ日本と同じものでよく、とても旅行しやすいようい思います。今回の旅も、最終日を除くと天気にも恵まれ、楽しいものでした。

 

ジャカランダを見にシドニーへ

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今週は、シドニーに行ってきます。もちろん、お客様をお連れしてですが。ちょうど、ジャカランダの季節を迎えますので、楽しみです。ジャカランダ、最初にオーストラリアに行った時、その紫に魅了されました。しかしながら、自分の撮ったジャカランダの写真、あまり気にいるものがありません。今回は頑張って撮ってこようと思っています。

シドニーは港を中心に発達した街なので、独特の開放感があります。ちょうど、横浜やお台場と同じような感じです。横浜のベイブリッジはみなとみらいからだと遠くにしか見えませんが、シドニーのハバーブリッジはすぐ目の前に見えますし、その対岸には世界遺産のオペラハウスがあります。

あるサイトでは、オーストラリアの人気ナンバーワンの観光スポットは、シドニーオペラハウスとなっていましたが、独特の景観は忘れられない美しさです。オペラハウスを見るたびに、なぜか白鳥が羽根を休める瞬間を思い出します。その白さと見事な曲線が、優雅な気分にさせてくれるからでしょうか。

それでは、ジャカランダの写真をお楽しみに。。。。

オーストラリアの魅力:空の広さと夜の色

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オーストラリアを旅しているといつもその空の広ささと大きさに心が動かされます。日本では見たことない大きな青空がどこまでも広がっています。

オーストラリアの郊外をドライブしていると、夕焼けの美しさには息をのむほどです。夕暮れが迫ると車を路肩に止めて、変わって行く空の色を見つめています。日本に比べると湿気がないせいか、空の青が夕焼けの紅色に変わり、そして夜の漆黒に変化していく様子はとても鮮明で、何度も見ても唖然と、声もなく見つめるだけです。

最初の頃は、この美しさは夕陽の紅色の美しさと思っていたのですが、ある時から夜の漆黒こそがこの美しさのベースを形成しているように感じ始めました。砂漠が郊外にまで迫っていて、見渡す限りに山の形がないオーストラリアでは太陽の光が落ちていき、夜の深い黒が支配する様子がよく分かります。それは、昼間の空の青と夕陽の紅と夜の漆黒が織りなす一枚の絵画です。その絵画は連続写真のように、表情を変えていきます。ギリギリの美しさは、最後に支配する夜の黒によって支えられています。

ブッシュの先に落ちていく夕陽の美しさを見ると、オーストラリアに今、いるんだと思います。

写真はキャンベラの友人を訪ねるために、シドニーから車を運転していた時に撮ったものです。

冬休みにオススメの場所〜パース

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「この冬、オーストラリアに行きたいのですけど、どこがオススメですか?」という問い合わせを受けました。

初めてなら、やはりシドニーはハズせない場所です。見る場所もたくさんありますし、街が綺麗で歩いていても楽しいでしょう。この秋から、直行便が就航して話題のメルボルンも良いでしょう。オーストラリアの中では一番、ヨーロッパの雰囲気がする街で、ギリシャ人街などの日本にはない情緒が楽しめます。このような代表的な都市は、いつ行っても季節に関係なく楽しいので、年中、オススメの街と言えるでしょう。

それに対して、ウルルは灼熱の砂漠と化していますので、この時期はあまりオススメではありません。ケアンズも雨季に入っているので、避けた方が良いでしょう。ビーチに行って雨に降られるほど、悲しいことはありません。

日本の冬は、オーストラリアの夏ですので、南に行く方が良いでしょう。(南半球のオーストラリアでは北は暑く、南は涼しいのです)。その意味では、オーストラリア中級編で書いたように、タスマニアやパースがオススメということになります。タスマニアは夏も良いのですが、秋が抜群に綺麗なので、ここでは触れません。

パースは、絶対に夏に行くべき場所です。ビーチがものすごく美しく、世界中の人が憧れる場所ということが実感できます。また、イルカと泳ぐことや、ロットネスト島にクオッカを見にいくなど、夏のアトラクションが目白押しです。

パースは西海岸ですので、シドニーやメルボルンよりも時間はかかりますが、その分、のんびりとしたレイドバックの感じが強く、そしてインド洋からの海風が街中を吹き抜けています。夏の間、ほとんど雨は降りませんので湿気もなく、とても過ごしやすいです。

写真は、インド洋に沈む夕陽です。

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