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ブリスベン

オーストラリアのB&B

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上の写真は、ブリスベン郊外のB&Bを訪れた時のものです。ファームステイを望んでいたわけでなく、何となく選んだB&Bでは牛が飼われていました。オーナー夫妻はリタイア後、イギリスから移住してきた人達でしたが、本格的に酪農をやっているわけでなく、牛乳を飲むために牛を飼っていると仰っていました。

他のB&Bでも、行ってみると農場を運営しているついでにB&Bをやっているというケースがありました。都心から郊外へ1時間半も走るとこんなB&Bがあります。そこでは、とても広い大地と大きな青い空があります。訪れたオーストラリアのB&Bはどこもとても清潔で、居心地の良い宿泊施設でした。牛が馬がいる割には、乾燥しているせいか、全く臭いはありませんでした。また、これらの郊外に行くと、ほぼどこでも野生のカンガルーを見ることができました。

日本では決して味わうことのない開放感を味わうことができます。

 

避寒地としてのオーストラリア

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写真はパームコーブのホテルのプールサイドです。陽射しが強い為に、テントの覆いが設けてありました。

このプールサイドで初老の紳士が分厚い本を読んでいました。「どこから来たの?」と聞くと、「カナダのトロント」ということでした。「もうあちらは寒いでしょう?」と尋ねると「a lot of snow」との答えでした。

北半球が冬の時に、南半球のオーストラリアは夏になりますので、北半球の英語圏、イギリスやカナダの人たちはオーストラリアに避寒に来ます。南半球ならどこでも良いのでしょうが、南半球には治安があまり良くない地域が多いので、治安が圧倒的に良いオーストラリアが避寒地として選ばれることになるのでしょう。

日本人にとってもオーストラリアは避寒地の一つです。お正月休みなどでは、ハワイの次に人気の高いデスティネーションと言えるでしょう。特に、ケアンズは日本からも最も近く、ホテルや観光地では日本人の方々が働いていらっしゃるので、あまり英語が得意でない日本人の旅行者にとっても、行きやすい場所と言えるでしょう。ただし、ケアンズは熱帯雨林地帯に属しますので、日本との温度差が大きすぎるという欠点があります。

もっと過ごしやすい避寒地をと、お考えの方には、タスマニアがお勧めです。1月のタスマニアの最高気温は23度ですので、とても気持ち良い気候です。また、降水量も少なく、きれいな青空を望むことができます。

あるいは、オーストラリアの高原地帯に出かけてみても良いかも知れません。ブリスベン近郊のサンシャインコーストを少し山際に入るとヒンターランドと呼ばれる高原地帯が広がります。ここにはとても良いB&Bがあります。日本ではゴールドコーストの方が有名です。ゴールドコーストはどちらといえば、若者の街で、クリスマスや大晦日には彼らが大騒ぎしています。この時期のゴールドコーストはお勧めではありません。

オーストラリアのビーチ

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オーストリアのビーチといえば、ケアンズやハミルトン島に代表されるグレートバリアリーフが有名です。他にも、ゴールドコーストなどのビーチもあります。都市に近いビーチとしては、シドニーのボンダイビーチ、メルボルンのブライトンビーチ、アデレードのグレネルグビーチがオススメです。これらのビーチに共通するのは、若干、年齢層が若いと思われることです。

中高年の方々が満足されるような、静かなしっとりとした綺麗なビーチもあります。代表的には世界一の砂浜と称されるジャービスベイや、現地の人たちに人気のサンシャインコーストなどです。これらのビーチは喧騒と離れて、ゆっくりと海風を楽しみことができます。

家族連れでオーストリアの海を楽しみたいという方には、ロットネスト島がオススメです。パースから約1時間、インド洋に浮かぶ小島には綺麗なビーチが広がっていると同時に、ここにしかいないクオッカにも会えます。

オーストラリア のビーチはどこに行っても白い砂浜で、海の青とのコントラストが素晴らしいです。

写真はロットネスト島のビーチです。Tourism Australia の許可を得て、掲載しています。
 

オーストラリアで確実に「コアラ抱っこ」をするためには

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お客様の旅のご要望として「オーストラリアに行って、コアラ抱っこをしたい」という声が寄せられます。

お客様の中には、オーストラリアに行けば、どこでも「コアラ抱っこ」ができると思っている方がいますが、実はクィーンズランド州以外では原則、コアラ抱っこはできません。それらの州はその法律で、コアラに触れることを禁止しているからです。クィーンズランド州というと、ケアンズやゴールドコーストなどの日本でも有名な観光地がありますので、それらの都市ではコアラ抱っこは可能です。しかし、シドニーやメルボルンなどの都市、あるいはウルルを主たる目的地とした場合には、コアラ抱っこはできないことになります。

オーストラリア もアメリカと同じように、州の独立性が高く州によって規制が異なります。一番、わかりやすい事例はサマータイムあるいはDaylight Saving Time はシドニーなどのニューサウスウェールズ州では実施されていますが、クィーンズランド州では実施されていません。その結果、時期によってはブリスベンとシドニーの飛行時間が30分だったりします(本来的には1時間半ですが)。

日本人の感覚では県によって規制が違うことは考えにくいので、オーストラリア に行きさえすれば、「コアラ抱っこ」ができると思い込んでいますが、それは大きな間違いです。もし仮に、「コアラ抱っこ」を旅の目的の一つとするならば、必ずクィーンズランド州に行かなくては行けません。例えば、ブリスベンの郊外にあるローンパインコアラサンクチャリーでは、HPではっきりとコアラ抱っこが可能であることが提示されています。

ちなみに、野生のカンガルーはオーストラリア に行けば必ず会えますが、野生のコアラには滅多に出会えません。

写真は Brisbane Marketing の許可を得て使用しています。

 

 

 

優雅なオーストラリア のアーケード

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オーストラリア で暮らし始めて、最初に驚いたのは街の中心部に欧州の香りがするアーケードがあることでした。そこでは格式張ったお店、貴金属店や食器屋、それにブティックや紅茶屋さんなどが軒を並べると同時に、上品なカフェがあります。そこで、白髪の老人達がゆっくりとハイティーを楽しみながら、時間を過ごす。そんな場所です。大体、2階建か3階建で古い建物です。

写真はシドニーの有名なクィーンビクトリアビルディング(QVB)です。このビルが、私が感動したアーケードの代表的建物です。ご存知の通り、このビルはタウンホールの駅と地下で直結しています。私のイメージでは、ここがシドニーの中心点です。ここに行くと、「シドニー にいるんだ」と体感することができます。

このアーケードも1階は有名ブランドのブティックが並んでいますが、2階3階にはカフェがあったり、ケーキ屋さんが綺麗なショーウィンドウを展示したりしています。通路にカフェの椅子が並べられ、現地の人たちが談笑しています。1階でお買い物をするのも楽しいですが、2階や3階で周りの様子をみながら、お茶を飲むのはもっと楽しいですよ。

 

桃源郷へ

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私たちがオーストラリアの宿泊施設の素晴らしさを強く認識したのは、写真のB&Bを訪れたことによります。ブススベンから車で2時間、アマムアという地域にある、Amamoor Homestead です。場所としては、サンシャイン・コースの山側にあたります。

このB&Bは一山全体が敷地となっており、その傾斜地に建てられています。目の前の斜面には花々が咲き乱れ、山の裾野にはこのオーナーが経営する牧場が広がっていました。とてものんびりとした景色と春の陽の中で静かに時が流れていきました。春と行ってもブリスベンですから、ポロシャツ1枚で寒くもなく、オーストラリアですから湿気がない風が吹き渡っていました。部屋は、清潔感の溢れた落ち着いた作りになっていました。お値段は想像できないくらい、格安で驚きました。

夕暮れには山の頂上にオーナーの4WDで連れて行ってもらい、緩やかに続く緑の丘陵地帯を見渡し、夜には満天の星に囲まれ、美味しいお肉を頂きました。そして、朝は庭に訪れる野鳥の声で目が覚めました。

まるで、おとぎ話に出てくる桃源郷に来たような気持ちでした。こんな気持ちを皆様にぜひ、味わってもらいたいと考えています。

 

世界一美しい水:マッケンジー湖(フレーザー島)

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世界には不思議な場所がたくさん、あります。世界一大きな砂の島、フレーザー島もその一つです。この島は、1992年に世界遺産に登録されています。場所は、ブリスベン郊外、北へ300キロの距離にあります。(300キロというと、東京ー名古屋間とほぼ同じですので、日本人の感覚では郊外ではありませんが)砂だけで島が出来ていること自体がとても不思議なのですが、そのことから特有の景観がもたらせることになります。

それらの中でも、上の写真にあるマッケンジー湖は「世界一美しい水」と称されます。この湖は、Perched Lake(宙湖)のカテゴリーに分類されますが、宙湖とは川 の流出入がない湖を指します。周りの森林に降った雨が濾過されてこの湖に溜まるようです。あまりに透明度が高すぎて魚などの生物も生息しないために、水は清らかなまま保たれています。また、湖底は純白のケイ砂(silaca sand)で形成され、コバルトブルーの水の色をより際立させています。

魚は泳げませんが、人間の遊泳は可能なようです。これも不思議ですね。

写真はTourism and Events Queensland/Darren Jewの許可を得て、使用しています。

ハミルトン島でちょっと遅い夏休みを

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夏休みの計画はいかがでしょうか?

ハミルトン島なら8月の予約取れますよ。また、8月は休めないけど9月に夏休みが取れる方、遅い夏休みをハミルトン島で過ごしましょう。8月・9月は乾季にあたり雨がほとんど降らず、透き通った海を満喫することができます。シュノーケリングやダイビングなどの海のアクティビティには最適な時期です。また、ハミルトン島にはゴルフ場も完備しています。

近くのリーフや島々を訪れるツアーも充実しています。写真はホワイトヘブンビーチです。こんなビーチ、日本ではなかなか、見ることができません。

ハミルトン島は日本人のためのインフォメーションセンターも開設されており、英語が分からなくても困ることはありません。

ホテルも最高級ランク5つ星から、皆さんのご予算に応じた多様なホテルが選択可能です。

ぜひ、ご相談ください。

 

グレートバリアリーフの中心ーハミルトン島

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グレートバリアリーフは南北に2600キロに及び世界最大の珊瑚礁です(北海道から沖縄が約3000キロですから、ほぼ日本の長さと同じです)。日本ではグレートバリアリーフというとケアンズが有名ですが、ケアンズはグレートバリアリーフの北部で位置するのに対し、ハミルトン島はグレートバリアリーフのほぼ中央になります。

位置的には南緯20度にあたり、ハワイの北緯20度とほぼ同じで、一年の平均気温は27度です。現在、成田から直行便が飛んでいるブリスベンからは1時間半で行けます。とても便利です。

ハミルトン島のそばには有名なハートリーフの珊瑚礁もあります。ハミルトン島自体は、南北4.5キロ、東西3キロと歩いて回れる大きさで、この中にゴルフ場をはじめとする各種アクティビティの施設が揃っています。もちろん、写真のような白いビーチもあります。

この島の特徴は、日本人への対応が進んでいるところです。日本人専用のインフォメーションデスクも完備されており、英語の不得意という方には最適な場所です。

ハワイの雑踏には飽きたという方のデスティネーションとしてオススメです。お問い合わせください。

写真は Lauren Harder の許可を得て使用しています。

ホエール・ウオッチングの季節

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5月から11月まではオーストラリアはホエール・ウオッチングの季節です。オーストラリアのいたるところでいろんな種類の鯨が見られますが、オーストラリアの東海岸、タスマニア州やニューサウスウェルズ州、クイーンズランド州では、北上していくザトウクジラ(Humpback Whale)が見られます。この時期はオーストラリアは冬ですので、よりあったかい北の海に向かうことになります(北が暖かいのは、南半球ですので。。)

Facebook でシェアしている動画を見ていただけるとわかりますが、ザトウクジラは大きいものだと20メートル近くになりますので、そのジャンプはなかなか壮観です。

ニューサウスウェルズやクイーンズランドの両州には、シドニーあるいはブリスベンへ日本から直行便が就航していますので、とても便利です。また、シドニーやブリスベン、ゴールドコーストからいくつものホエール・ウオッチング・ツアーが組まれています。

壮大なものを見ると誰もが感動します。感動を求めて、オーストラリアに行きましょう。

 

写真はオーストラリア政府観光局(Tourism Australia)の許可を得て使用しています。

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