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キャンベラ

オーストラリア 旅行で必ず行く場所〜植物園

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オーストラリア旅行に行く時、必ず寄る場所があります。植物園、ボタニックガーデンです。

住んでいたブリスベンでは、中心街であるクィーンズ・ストリートから歩いて10分ほど、川べりにとても静かで、大きな植物園がありました。朝夕は、ジョキングをする人で賑わいますが、昼下がりは掃除をする係りの人ぐらいで、オーストラリアの青空の下に広がる緑の空間を独占することができます。キャンベラでは熱帯雨林が丘陵地帯に作り込まれていました。シドニーでは、街のアイコンであるオペラハウスの裏手に港を見渡せる植物園が設けられています。

オーストラリアの都市には必ず綺麗な植物園が整備されていますが、最も印象的なのは、パースのキングスパーク&ボタニックガーデンです。この公園は、街の中心部からバスで10分ほど、街全体を見渡す小高い丘の上に設けらてれいます。この公園から、見るパースの街がとても美しく、パースというとその情景を思い出します。

訪れたのは9月でしたが、公園は春の訪れを表すように花々が咲き始めていました。この公園では、西オーストラリア州を代表するワイルドフラワーが展示されており、それにも強い印象を覚えました。

オーストラリアの秋:キャンベラの樹木園から

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キャンベラには、国立樹木園(National Arboretum)があります。小高い山全体に樹木を植えて、その成長を観察するといった施設といえば、良いのでしょうか。(https://www.nationalarboretum.act.gov.au/)キャンベラの街外れにあり、キャンベラの南西部を望むことができます。オーストラリアの壮大な景色を表す場所の一つといって良いでしょうが、この公園自体、キャンベラを襲ったブッシュファイヤーで焼く尽くされた跡地に作られたようです。

山頂はとても見晴らしが良く、そこにはいくつかのオブジェがおかれています。

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オーストラリアは街の中にもこのようなオブジェが設置されていることが多く、アートな感じがします。

この公園自体は常緑樹が多いので、景色は緑で満たされていますが、街の中では黄葉が始まっているようです。

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オーストラリアの樹木は紅くなるものよりも、上の写真のように黄色なることが多いように思います。

写真を撮ってくれた日は風の強い休日のようで、樹木園では凧を楽しむグループがいたようです。

初秋のオーストラリアの一日が想像できます。ゆっくりと時間が過ぎていきそうですね。

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ゴルフコースに珍客

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キャンベラの友人から面白い写真を送ってきました。上の写真ではありません。次の写真です。

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ゴルフコースに現れた珍客とは、カンガルーです。

オーストラリア では至る所でカンガルーを見ることができます。ちょっと郊外に行くと、道路にも車に引かれたカンガルーが転がっていたりします。最初は驚いたのですが、あまりの多さに慣れてしまうほどです。夜の道路では、カンガルーが飛び出してきてとても危険です。大きなものだと、車のフロントガラスが割れるという話を聞いたことがあります。

ブリスベン郊外のワイナリーでは、ワラビー(カンガルーの小型)が跳び回っていて、とても可愛かったのを覚えていますし、ハンターバレーでは草原の向こうから、こちらの方を見てめている30頭ほどのカンガルーの群れに遭遇したこともあります。キョトンとした表情がオーストラリア の大きな大地によく合います。

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キャンベラの虹と夕景

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 キャンベラの友人から虹の写真が送って来ました。ブッシュの上に綺麗な虹がかかっています。虹は幸運のサインと言われていますので、皆さんへもおすそ分けです。

現在のキャンベラは、夏から秋への移行する時季で、寒い朝10度を切るときもあれば、日中は30度を超えることもあるようです。キャンベラはオーストラリア の内陸にある唯一の都市で、周りを砂漠に囲まれた盆地の中に市街地が広がっています。標高も500メートル近くあります。訪れたオーストラリア の都市の中では寒い方に属するように思います。真冬の7月に訪れた時には、夜半は零下まで気温が下がりました。冬には降雪もあるようです。

年間の降水量を調べてみると、東京が1528mmであるのに対し、キャンベラは638mmです。東京の半分以下です。シドニーも1309mmですので、オーストラリア の中でも乾燥している都市だということができるでしょう。キャンベラの郊外にある「ジョージ湖」は完全に干上がっています。また、一帯の乾燥は、しばしばキャンベラに大規模なブッシュファイヤー(山火事)の被害を与えます。そのキャンベラで虹を見るのは、日本とは違った感覚があるのかもしれません。

この虹の写真と一緒にキャンベラの夕景を写した写真も送られてきました。人工的に造られた美しい街、人口40万弱の静かな街の夕暮れです。

 

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オーストラリア のワイナリーを訪れる喜び

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淑女4名様:アデレードを巡る11日間」や「SS様ご夫妻_パースでのエスケープ」のように、ワイナリー に行かれるお客様がいらっしゃいます。私たちもお客様には機会があれば、ワイナリー 地域に行くことをお勧めしています。それは、オーストラリアのワイナリー地域には、とてもよいB&Bと素晴らしいレストラン(高級なお店も多いですが)があるからです。また、ビンヤードの広大な景色を見ることによって、リラックスすることができます。

オーストラリア政府観光局のHPでも、オーストラリアの楽しみ方の一つとして、「オーストラリア の食とワイン」を取り上げています。さらに同HPでは「オーストラリアで究極のワイナリー体験」では、オーストラリア各州のワイナリー地域を紹介しています。この紹介ページ見られてもわかる様に、アデレードないしはパースに行かれるとその近郊にはワイナリー地域が点在しています。もちろん、これらの地域はとてもオススメですが、とても広大な地域で、簡単には回れないという難点があります。例えば、アデレードにはバロッサバレー を始め、マクラーレンヴェイル、クレアバレー、アデレードヒルなどの有名なワインの産地があります。産地間は1〜2時間離れており、簡単に回れる距離ではありません。時間的余裕がある方には、ぜひオススメしたいのですが、なかなか難しいです。

あまり時間をかけられないけど、オーストラリア のワイナリーの良さを味わいたいという方には「淑女4名様」の様に現地ツアーを利用させることをオススメします。

ツアーの団体行動が苦手という方には、首都キャンベラ周辺のワイナリーをゆっくり見て回ることをオススメします。キャンベラ周辺には車で30分圏内に30近くのワイナリーが点在しており、1日あればレンタカーで見て回れます。日本ではキャンベラ地域のワイナリー はあまり有名ではありませんが、クロナキラ の様にオーストラリア を代表するワイナリーがあったりします。当地は、オーストラリア の内陸部にあり、昼夜の温度差が激しく、乾燥地帯であることから本来的にはワインの生産には適した場所です。キャンベラ周辺のワイナリーはバロッサバレー などと比較すると、家族経営の小さなものが多いのですが、それだけに多様な個性が楽しめます。

なお、ワイナリー に車(レンタカー)で行くとワインを飲めないのではないかと思われかもしれません。ワイナリー のカウンターの下には、大きな銀の壺がおいています。そこに香りを味わったワインを吐き出す様になっていますので、ご安心のほどを。

写真は、クロナキラ のワインセラーです。4年前のもので、今は新しくなっている様ですが。
 

オーストラリアの魅力:空の広さと夜の色

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オーストラリアを旅しているといつもその空の広ささと大きさに心が動かされます。日本では見たことない大きな青空がどこまでも広がっています。

オーストラリアの郊外をドライブしていると、夕焼けの美しさには息をのむほどです。夕暮れが迫ると車を路肩に止めて、変わって行く空の色を見つめています。日本に比べると湿気がないせいか、空の青が夕焼けの紅色に変わり、そして夜の漆黒に変化していく様子はとても鮮明で、何度も見ても唖然と、声もなく見つめるだけです。

最初の頃は、この美しさは夕陽の紅色の美しさと思っていたのですが、ある時から夜の漆黒こそがこの美しさのベースを形成しているように感じ始めました。砂漠が郊外にまで迫っていて、見渡す限りに山の形がないオーストラリアでは太陽の光が落ちていき、夜の深い黒が支配する様子がよく分かります。それは、昼間の空の青と夕陽の紅と夜の漆黒が織りなす一枚の絵画です。その絵画は連続写真のように、表情を変えていきます。ギリギリの美しさは、最後に支配する夜の黒によって支えられています。

ブッシュの先に落ちていく夕陽の美しさを見ると、オーストラリアに今、いるんだと思います。

写真はキャンベラの友人を訪ねるために、シドニーから車を運転していた時に撮ったものです。

オーストラリアをリッチ&格安に旅する方法(10)

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オーストラリアの都市の中心部に泊まろうとすると結構高く、また中心部のレストランもそれなりのお値段がします。ところが、都市の郊外に出ると宿泊施設の値段は半分以下になることが多いです。公共交通機関を使っても簡単に郊外に出ることができますし、もちろん、レンタカーを借りるとこららの宿泊施設を利用することが可能となります。

例えば、上記の写真はオーストラリアの首都キャンベラの郊外、と言っても車で10分位の距離にある宿泊施設でのものですが、この時は宿泊代は2人で8千円くらいのダブルのお部屋(オーストラリアではツインの部屋はあまり多くはありません)に泊まることができました。このホテルにはレストランがありましたので、そこで食事をとりましたが、そこでの食事が想像以上に美味しいかったです。

上の写真は、Veal(子牛)のシチューですが、18ドルでした。前菜に牡蠣をいただいてパンをつけても30ドルしませんでした。このレストランは前に紹介したBYOでしたので、ワインを持ち込んで2500円以下でリッチなディナーを楽しむことができました。Veal は日本ではあまり食べることはありませんが、とても柔らかく美味しかったですよ。

このような郊外のレストランでは周辺の住民のイベント、例えば同窓会や誕生日会などに遭遇することもあり、それもちょっとした楽しみです。

 

 

オーストラリアをリッチ&格安に旅する方法(8)

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先日、紹介したSS様ご夫妻のブログに、オーストラリアは物価が高いと書いてあります。確かに、オーストラリアは日本と比べても物価は高いと思います。旅行中に最も気になるのは、食費でしょうか。マクドナルドのビックマックセットもオーストラリアでは$11.45(約千円)なので、日本のそれ(680円)と比較すると、かなり高めの印象がします。オーストラリアではランチでも、10ドル以下のものは少ないようです。

それでは、旅行中の食費を抑える方法はないのでしょうか?ここでは、ある程度美味しいものを食べて、リーズナブルの価格に抑える方法は3つ紹介します。決して、”安かろう悪かろう”ではありません。

①アパートメント方式の宿泊施設に泊まって、スーパーで買い物し、自炊をする。これ方法は以前紹介しましたが、 実際、スーパーを回って食材を探すのは結構楽しいものです。自炊をすると言っても、それほど大袈裟に頑張らなくても、簡単に肉を焼くとか、チーズとワインを楽しむとかでも十分、ディナーになります。日本では見たことのないディップを買ってきて、ポテトチップを食べても楽しいです。4名ぐらいだとかなり、お安くなります。

②フードコートで食事をする。オーストラリアのショッピングモールの地下には、フードコートがあります。ここでは、主にアジア系のショップが軒を並べていて、安くてまあまあ美味しいものを食べられます。オーストラリアに住んでいる頃はお昼過ぎ、ランチの時間が終わる頃に行って、値段の下がったランチボックスを買って食べていました。記憶では5ドル程度だったと思います。フードコートによっては夜はやっていないところもありますが、ランチを最も安く済ませようと思うとこの方法がオススメです。

③BYO (Bring Your Own)のレストランに行く。オーストラリアにはワイン持ち込み可能なレストランがあります 。 オーストラリアは酒類の販売許可が厳格だった時代があったようで、お酒を売れないレストランが残っています。 これらのお店ではワインを持ち込んで飲んでも構いません(少額の持ち込み料が取られますが)。また、これらのBYOレストランは決して高級店ではないので、料理の値段もリーズナブルです。ワインが持ち込めて、料理が高くないのですから、とても安く食事を楽しむことができます。上の写真はキャンベラのBYOレストランにワインを持ち込んだ時のものです。ワインは、ペンフォールズのクアヌンガヒルズです。日本でも1700円ぐらいで売っているテーブルワインです。オーストラリアでも15ドルぐらいでした。余談ですが、オーストラリアでは酒類販売許可は、かつてはホテルだけに認められたようです。その名残で Hotel という名前の酒場やレストランがちょっと郊外に行くと、結構残っています。ホテルといっても泊まれないのが面白いですね。

このような方法でできる限り、食費を安く抑えましょう。でも、できたら、オーストラリア滞在中に、1度だけはきちんとしたレストランに行くことをオススメします。オーストラリアでも100ドル払えば、とても美味しいレストランがたくさんあります。日本の青山あたりに出店しても流行りそうなお店ばかりです。こんな美味しいものを食べないで、帰るなんてもったいない。

 

オーストラリア:花の祭典

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フロリアード」というお祭りをご存知でしょうか?このお祭りは、「お花」をテーマにキャンベラで開かれるお祭りです。日本でもお花を中心にお祭りをすることはありますが、「桜祭り」や「つつじ祭」のように、特定のお花を題材としたお祭りになりますが、このお祭りは色々な花を愛でて、春の到来を祝うようなお祭りです。

キャンベラはオーストラリアの首都ですが、内陸部にあり、かつ若干標高も高いこともあり、四季が鮮やかです、冬は寒く、零下で雪が積もる朝を迎えることも少なくありません。そのような土地柄であるので、春(9月)の訪れがとても印象的です。フロリアードの開催されるコモンウエルス公園には、春の到来を告げるようにチューリップを中心とした花々が咲き乱れます。

キャンベラへはシドニー経由で比較的簡単にアクセスでき、フロリアード会場には無料バスも運行されているので、とても行きやすいお祭りということができるでしょう。

また、キャンベラは宿泊施設・レストランなども小さな街ながら、首都ですから充実しており、旅先としてはとても快適に過ごせる場所と言えます。

今年は、9月16日から10月15日まで一ヶ月開催されます。ぜひ、出かけましょう。

写真は、Floriade Australia の許可を得て使用しています。

キャンベラからドライブ&ランチ

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キャンベラから30分ドライブ、森の中に現れるレストラン&セルラードアー、ポーチャーズ・パントリーに来ました。「密猟者(pochers)の貯蔵庫(pantry)」、日本では考えられない名前のお店です。このお店は"somokehouse" と称するように、燻製肉がオススメです。レストランで燻製肉を使った料理を提供するだけでなく、ショップで燻製肉を販売しています。レストランの周りは牧場になっており、羊などが飼われています。

キャンベラの街から北へ、シドニーへ向かう道路を15分も走ると首都と思えない景色が広がります。道の両側は、牧場とワイン畠です。低い山々が遠くにありますが、頭上は遮るものはなく、大きな青い空が広がります。メイン道路から脇に入り、さらに銀杏並木の道を入って行くと、そこに花々に囲まれたレストランがあります。

家族連れがいて、小さな子供がテーブルにちょこんと座っていますが、なぜか大人しくランチを楽しいでいます。このレストランの静かな雰囲気を壊さないように、少し緊張しているようにも見えます。とてもお行儀が良い子供達で、ゆったりとした時間の中に溶け込んでいます。

忘れらないランチ&ドライブになりました。

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