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Southern Blue Escape Blog

海外旅行をより楽しむために

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上の写真はメルボルンの少年達です。メルボルンの街角で下の写真を撮っていたら、彼らが寄ってきて、自分たちの写真を撮ってくれと言うので撮りました。

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彼らは「どこから来たのか?」と尋ねると同時に写真を送ってくれ、と言っていたので、私たちの会社のHPを教えて、ここに載せるからと約束しました。その約束を果たそうと思います。

簡単な英語を喋ると、海外旅行の楽しみは倍加します。現地の人とコミュケーションしたり、現地の人しかいないレストランを訪ねたりと活動範囲が格段に広がります。

文法はどうでもいいので、その時に思いつく単語を並べるだけでも十分に意思疎通はできます。私自身、初めて海外で暮らしたのは50歳を過ぎてからでした。片言の英語で現地のスーパーでレジのおばちゃんに文句を言ったりしているうちに、とりあえず通じる英語をマスターしました。日本人の英語の発音は世界レベルでいうとまともの方だと思います。ものすごい訛りで喋っている人はたくさんいます。勇気を持って発言すると、日本人の英語だとだいたい、通じます。ただし、相手の言うことはわかりませんので、その時には自分には理解できないとはっきりといえば、簡単な単語で言い直してくれます。

海外に行っても、日本人だけで行動して、日本料理屋に行くような海外旅行をそろそろ、やめませんか?そのためには、まずは簡単な英語(中学校で習ったレベル)を勇気を持って喋りましょう。

ブルーマウンテンズに宿泊をお勧めする理由

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ブルーマウンテンズに行かれる方には、必ず1泊をお勧めします。第1の理由は、よく言われるようにブルーマウンテンズは、朝陽によって蒸発したユーカリの樹液が山々を青くする景色を見るためです。確かに、なんとも言えない霞がかったような蒼色は幻想的な感じがします。この美しさを見るためには、朝日が昇る段階でブルーマウンテンズにいる必要があり、そのためには前泊するしかないと思われます。

以上のような「美しさ」を求める理由だけではなく、より具体的な理由があります。ブルーマウンテンズを訪れる人は、必ずスリーシスターズをみることができるエコーポイントに行きます(上の写真です)。そこがとても混んでおり、下手すると綺麗にスリーシスターズが見れないということがあり得るからです。

ブルーマウンテンズには年間、300万人の観光客が訪れます。1日平均8千人強という数字になりますが、日本の夏休み時期(この時期は、中国の方も夏休みです)などのハイシーズンは間違いなく、1万人を超えるものと思われます。ほとんどの人がシドニーからの日帰りツアーで、大体、11時過ぎから15時くらいの時間帯に集中してこの場所に立ちます。この場所はサッカーフィールドくらいの大きさですが、スリーシスターズが見えるのは向かって左の側面だけで、30メートルくらいのフェンス沿いだけです。そこに何千人も人が集中するのですから、ある意味騒然とした雰囲気になります。

上の写真は、昨年の11月の連休の際にブルーマウンテンズを訪れた時のものです。午後6時ごろの日暮れの時に撮ったものですが、全く観光客はいませんでした。厳粛な感じすら受ける光景でした。この光景を堪能するためにも、宿泊するしかありません。

ジャカランダ・オーストラリアツアー

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昨年、ジャカランダツアーをブログに書いたせいか、今年もグラフトンのジャカランダフェスティバルの問い合わせがあります。ジャカランダというと、グラフトンのフェスティバルが有名ですので、当然のことと言えるでしょう。問題はグラフトンの場所あるいは位置です。グラフトンは、ゴールドコーストから車で3時間、シドニーからですと、車で7時間、飛行機で1時間半、列車で10時間近くかかります。オーストラリアの都市間交通ばあまり便が良いとは言い難く、結果的にオーストラリア国内でも都市間の移動は飛行機になることが多いです。

どうしてもグラフトンに行かれたいという方は、ゴールドコーストから車で行くのがベストだと思うのですが、海外で自分で運転される方は少なく、結果として諦める方も多いようです。(私ども会社では4人程度からでしたら、かなりお安く添乗員付きのツアーが手配できます。)

それでは、グラフトンに行かないとジャカランダは見れないのでしょうか?

実はそうではありません。ジャカランダはオーストラリアではほとんどどこでも見ることが出来ますし、各都市にはジャカランダの見どころスポットがあります。上の写真は、シドニーのそれです。これは昨年の10月終わりに撮ったものですが、若干散り気味になっています。もう少し、早ければ満開のジャカランダが見られたと思います。

オーストラリアへジャカランダを見に行きたいという方、お問い合わせください。ご希望に応じたツアーをお作りします。

メルボルン 郊外のワイナリー

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メルボルン近郊のワイナリー地域というと、ドメイン・シャンドンのあるヤラバレー が有名です。あまり日本では知られていませんが、モーニントン半島にもクールなワイナリーが点在しています。

その中でも、最もスタイリシュなワイナリーと言えるのが、上ポート・フィリップ・エステートです。オーストラリア で数多くの有名ワイナリーを訪れてきました。それらのワイナリーはどちらかといえば、伝統的な外観、古い木造の建物が多かったように思います。もちろん、例外はあります。ペンフォールズのレストランなどは葡萄畑の中とは思えないほど、素敵な景観を作り出していました。

ポート・フィリップ・エステートを訪れると、上の写真の建物が迎えてくれます。まるで、美術館に来たような雰囲気です。打ちっぱなしの白い壁が、オーストラリア の青い空ととてもマッチしています。

重たいドアを開けると、下のように視界が開けます。

 

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玄関ロビーから直接ベランダに出れるような作りになっており、オーストラリア の大きな青空が目に飛び込んで来ます。すぐわきには、レストランがあります。

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もちろん、セルラー・ドアもあります。

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とても上品なワイナリーでした。

オーストラリアの秋:キャンベラの樹木園から

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キャンベラには、国立樹木園(National Arboretum)があります。小高い山全体に樹木を植えて、その成長を観察するといった施設といえば、良いのでしょうか。(https://www.nationalarboretum.act.gov.au/)キャンベラの街外れにあり、キャンベラの南西部を望むことができます。オーストラリアの壮大な景色を表す場所の一つといって良いでしょうが、この公園自体、キャンベラを襲ったブッシュファイヤーで焼く尽くされた跡地に作られたようです。

山頂はとても見晴らしが良く、そこにはいくつかのオブジェがおかれています。

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オーストラリアは街の中にもこのようなオブジェが設置されていることが多く、アートな感じがします。

この公園自体は常緑樹が多いので、景色は緑で満たされていますが、街の中では黄葉が始まっているようです。

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オーストラリアの樹木は紅くなるものよりも、上の写真のように黄色なることが多いように思います。

写真を撮ってくれた日は風の強い休日のようで、樹木園では凧を楽しむグループがいたようです。

初秋のオーストラリアの一日が想像できます。ゆっくりと時間が過ぎていきそうですね。

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シドニーのベスト・シーズン

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シドニーに行くのはいつが一番良いでしょうか?いつ行ってもそれなりに楽しめる街がシドニー だと思いますが、それぞれの時期によって楽しみ方が違います。有名なのは、ニューイヤーイブ(大晦日)の花火でしょうか。確かに見事な花火を楽しむことができますが、この時期のシドニーのホテルはとても高いとうのが難点です。それでも行ってみる価値はありますが。。。

次に有名なのは、ビビッドシドニー でしょうか。5月から6月にシドニーの夜が煌びやかに輝きます。フェスティバルの期間が長いので、どなたにとっても行きやすいでしょう。ホテルも特別に高くなるということもありません。また、5月から11月までシドニー沖ではホエールウオッチングを楽しむことができますので、ビビットシドニーとホエールウオッチングを組み合わせることもできます。

私たちがお勧めするシドニーのベストシーズンは、10月半ばから11月初旬です。この時期のシドニーはジャカランダの花が咲き誇ります。シドニー の至る所でこの花を見ることができます。昨年、10月終わりにシドニーにお客様をお連れしたのですが、若干花は終わりがけでした。上の写真はその時に撮ったものです。シドニーの中心であるタウンホール(市役所:上の写真の茶色建物です)の前にも綺麗なジャカランダが咲いていました。

ジャカランダといえば、グラフトンのジャカランダフェスティバルが有名ですが、シドニーにもとても素晴らしいビューポイントがあります。上品な紫に彩られたシドニーの街は、とても綺麗です。

ゴルフコースに珍客

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キャンベラの友人から面白い写真を送ってきました。上の写真ではありません。次の写真です。

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ゴルフコースに現れた珍客とは、カンガルーです。

オーストラリア では至る所でカンガルーを見ることができます。ちょっと郊外に行くと、道路にも車に引かれたカンガルーが転がっていたりします。最初は驚いたのですが、あまりの多さに慣れてしまうほどです。夜の道路では、カンガルーが飛び出してきてとても危険です。大きなものだと、車のフロントガラスが割れるという話を聞いたことがあります。

ブリスベン郊外のワイナリーでは、ワラビー(カンガルーの小型)が跳び回っていて、とても可愛かったのを覚えていますし、ハンターバレーでは草原の向こうから、こちらの方を見てめている30頭ほどのカンガルーの群れに遭遇したこともあります。キョトンとした表情がオーストラリア の大きな大地によく合います。

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ビビッド・シドニー :幻想的な夜に

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今年も5月25日から6月16日までの3週間、ビビッド・シドニーが開催されます。昨年、初めてこの光のお祭りをお客様と見に行きました。

想像していたものよりも、光の量は多くなく、色合いも鮮やかというよりもどちらかというとダークなものが目立っていた気もします。いつも思うことなのですが、西洋人と日本人はこの光や色に対する感覚が全く違います。西洋のホテルの間接照明は多くの日本人にとって暗いものですが、西洋人にとっては落ち着ける採光なのでしょうね。もちろん、個人差はあるとは思いますが。

上の写真はあのオペラハウスです。クラゲのような、あるいは宇宙人のようなよくわからないものがプロジェクション・マッピングされていました。これがオペラハウスとは思えませんね。下の他の写真と比較してもらえると、オペラハウスであることが理解できるかもしれません。

人混みは結構、ありましたが、同じシドニーのイベントであるニューイヤーズイブの花火に比べると、華やかさでは負けるように思えました。それでも、お祭りの独特のワクワク感は街全体を包んでいました。ビビッド・シドニーに行ってみると、子供の頃、行った初秋の夜祭りを思い出しました。夜風は肌寒く、なんとなく寂しい感じもするけど、どこかワクワクするような感じです。

5月から6月のシドニー は秋の盛りですが、昼間は長袖のシャツで全然、寒くないのですが、夜になるとジャケットがないと過ごせません。

お祭りの時に、海外の街を訪ねるのは楽しくて大好きです。特にビビット・シドニー は独特の趣があってオススメです。

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ウルル(エアーズロック)に行く前に知っておく事

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夏にウルル(エアーズロック)に希望され方の問い合わせが続いています。ウルル旅行を企画する時には必要な知識をまとめておきます。

①距離感の問題:思った以上に遠い

「シドニーに行くついでに、せっかくだからウルルに行きたい」という問い合わせが結構、来ます。気落ちはよくわかります。オーストラリアに行ったのだから、ウルルも行ってみたいと思われるのでしょう。シドニーとウルルの距離が、東京と高尾山の感じで話される方が多いのですが、実際のシドニー 〜ウルル間は2800キロもあります。この距離は北海道〜沖縄間とほぼ同じです。1日目にシドニー に泊まって、翌日はウルルに日帰りしたいというお客様もいらっしゃいます。それは札幌に宿泊して、石垣島を日帰りしたいというのと同じです。

②飛行機:直行便の数と飛行機の大きさ

日本からウルルへ行くのは、シドニー、ケアンズ、メルボルンのいずれかで乗り換えることになります。日本から行くと、ケアンズが一番、便利ですが、1日1便しかありません。シドニーは1日4便ありますが、あまり大きな飛行機ではありませんので、すぐ売り切れになり、アリススプリングスという飛行場を中継して行くことになります。

③宿泊施設:その少なさ

最高級ロッジであるロンギチュード131を別にすると、他の4つの宿泊施設はエアーズロックリゾートという場所にあります。エアーズロックまでには車で25分の距離です。世界的にも有名な観光地であるのに関わらず、4つのホテルしかないのですから、混むのは当然です。

④ウルルの登頂:その危険さ

ウルルの登頂禁止が話題になっていますが、ウルルが現在でも登頂は推奨されていません。上の写真は、ウルルの登頂口ですが、"No Entry"とはっきり書いております。また、登り口にある看板には「ここはアボリジニの聖地なので、登らないで下さい」と書いてあります。写真の上の方を見てもらうと、急に傾斜が厳しくなっていることがわかります。ここには、鎖が張ってあって、それに捕まって登ることになります。想像以上に急坂です。300メートルそこそこのウルルですから、それほど急ではないと思って行ったのですが、この傾斜には驚きました。この傾斜で強風が吹けば、かなり危険です。また、ウルルの岩肌はなぜか湿っていますので、すべり落ち危険性があります。

⑤格安ツアーの罠

確かに安いツアーもあります。それらのツアー日程をよくみると、シドニーに朝ついて(日本は深夜に出発して)、そのまま、ウルルに行けるのかと思えば、途中のアリススプリングで乗り換えで3時間待で、ウルルに着くのは、夕方4時近く。翌朝は5時に起きて、朝日を見に行き、そのまま、エアーズロックに登り、降りて来たら飛行場に向かうというものでした。弾丸ツアーですね。かなり疲れそうですね。疲れたまま、エアーズロックに登るのは危険でもあります。

 

以上の点に注意して、ウルルを楽しんで下さい。できれば、ウルルは最低でも2泊以上して下さい。1泊では、朝昼晩と表情を変えるウルルを見ることはできません。せっかくだから、ゆっくりと旅程を組むことをお勧めします。ウルルで過ごした時間は、決して忘れることはないでしょう。

ウルルを勧めたお客様達は、必ず満足されています。

こちらもご覧ください。

ウルル(エアーズロック )ですべき事

 

 

キャンベラの虹と夕景

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 キャンベラの友人から虹の写真が送って来ました。ブッシュの上に綺麗な虹がかかっています。虹は幸運のサインと言われていますので、皆さんへもおすそ分けです。

現在のキャンベラは、夏から秋への移行する時季で、寒い朝10度を切るときもあれば、日中は30度を超えることもあるようです。キャンベラはオーストラリア の内陸にある唯一の都市で、周りを砂漠に囲まれた盆地の中に市街地が広がっています。標高も500メートル近くあります。訪れたオーストラリア の都市の中では寒い方に属するように思います。真冬の7月に訪れた時には、夜半は零下まで気温が下がりました。冬には降雪もあるようです。

年間の降水量を調べてみると、東京が1528mmであるのに対し、キャンベラは638mmです。東京の半分以下です。シドニーも1309mmですので、オーストラリア の中でも乾燥している都市だということができるでしょう。キャンベラの郊外にある「ジョージ湖」は完全に干上がっています。また、一帯の乾燥は、しばしばキャンベラに大規模なブッシュファイヤー(山火事)の被害を与えます。そのキャンベラで虹を見るのは、日本とは違った感覚があるのかもしれません。

この虹の写真と一緒にキャンベラの夕景を写した写真も送られてきました。人工的に造られた美しい街、人口40万弱の静かな街の夕暮れです。

 

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