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Southern Blue Escape Blog

メルボルンの夜景

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夕暮れが迫る頃、ユーレカタワーに出かけて行きました。噂では南半球一高い(285m)ビルとこのことです。このビルは、「エッジ」と呼ばれる床が中空にせり出すシステムが有名ですが、待ち時間があるようで、この後にステーキを食べに行く予定だったので、諦めました。

東京で暮らしていると高層ビルに登ることはそう珍しいことではありません。あまり期待せずにこのビルディングを訪れたのですが、想像以上によかったです。異国の旅の空ということも加点対象であることは間違いないのですが、さらにこのビルだけが飛び抜けて高いために視野を遮るものが全くなく、夕暮れで空の色が変わって行く様子をゆっくり堪能できたのがよかったと思います。

 

 

オーストラリア の春を彩るジャカランダ

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初めてオーストラリア に行った時、いろんなところで青紫の花が目に飛び込んできました。色としては日本の藤の花と同じ感じですが、咲き方としては桜のように華やかさを感じさせる花です。かなりの大木もあり、見事なものです。この木が並んで植えてある通りなどは、まさに紫で世界が染まったように感じます。紫と言っても重い色合いではなく、軽やかな気分が晴れるような感じを抱かせる色で、この木の下を歩くとウキウキしてくるような花です。

この花の名前はジャカンランダと言います。グラフトンはこの花のフェスティバルが開催される街として有名です。春を告げる花という意味では、日本の桜とその位置づけが良く似ています。

10月から11月にかけて、オーストラリア の各都市ではこの花が咲きます。オーストラリア 人にとっても大切な花のようで、各都市の代表的名勝ではこの花が植えてあります。写真は、シドニーの中心地、タウンホールにあったジャカンランダです。

バロッサバレーの青い空とピンクの薔薇

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日本が秋になる頃、オーストラリアでは春を迎えます。オーストラリアの春もいろんな花が咲きます。代表的にはジャカランダでしょうか。オーストラリアの春の盛り、10月にアデレードの郊外のワイナリー地域、マクラーレンベール、バロッサバレー、クレアバレー、などを旅したことがあります。

豊かな緑の葡萄畑の上に広がる大きな青い空がとても印象的な旅でしたが、街角や家々の庭先に咲き誇る薔薇がとても綺麗でした。赤い薔薇や黄色の薔薇も素晴らしかったですが、青い空に最も合うのは上の写真のあるようにピンクの薔薇であるように思えました。乾燥した大地の上に広がる空の突き抜けた青色をバックに、ピンクの色が際立っています。

日本で薔薇を見るよりも印象的だったのは、オーストラリアの乾燥した空気と大きな青い空が背景にあるからだと思いました。春にオーストラリアを旅する喜びです。

メルボルン:夏の終わりの海

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3月の初旬、メルボルンのブライトンビーチ に訪れた時のものです。この日は、金曜日。訪れる人も、それほど多くもなく、のんびりと時間が過ぎていきます。泳ぐ人もまばらな海で、親子が波と戯れていました。大きなお父さんと小さな娘さんです。女の子は2歳ぐらいでしょうか。波打ち際を走って行き、その後を大きなお父さんが追いかけて行きます。

太陽がゆっくりと海に沈んで行き、1日が終わろうとしています。夕方の風は、Tシャツだけでは寒く感じられ、暑かった1日の終わり、そして夏の終りが感じられます。秋に向かうの季節です。日本では春に向かうところでしたから、ちょうど季節が逆です。

季節が逆だというのは、なかなか、面白いものです。夏の暑さの時には、人はセーターを着る季節を夢見るので、あるいは夏が過ぎ去ろうとする時には、終わらない夏を想像するものなので、それを可能にするオーストラリア旅行はタイムマシーンのようです。

 

メルボルン クィーンビクトリアマーケットの花屋

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メルボルン の台所として有名なクィーンビクトリアマーケットの花屋です。大きなマーケットですが、日本の市場と同じようにカチッと整理されているわけではありません。生鮮食品だけではなく、衣料品なども売っており、日本の市場のイメージとは若干、異なります。

大きな市場を歩き回っていると、突然、鮮やかな花たちが目に飛び込んできました。訪問した時期は、3月初旬、当地の初秋ともいうべき時期でしたが、バラの花がとても綺麗でした。

日本の花市場を訪れたことはないのですが、日本の街中にある花屋のデコレーションとは趣きが異なるように感じられました。素朴であるが故に、なぜか自然の美しさを感じさせました。ある意味、ぶっきらぼうに置かれたような花たちでしたが、華やかさは見事でした。

市場を歩くと、その国の感性がわかるように思います。

 

オーストラリアに行ったら必ず食べるもの:ラム

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オーストラリアに行くと、必ず食べるのものがいくつかあります。ステーキはオージービーフとして日本でも有名です。現地で食べると、日本で流通しているそれよりも美味しいものが食べられます。日本人の牛肉の食べ方は「すき焼き」が原則となっているためか、脂身を食べようとしますが、欧米人はどちらかと言うと赤身を食べます。赤身を分厚く塊りのように切って焼きます。肉本来の甘みを味あうことができます。

牡蠣もオーストラリアでは前菜としてよく食べられます。オーストラリアの大きな都市は東海岸から南海岸に沿って、港町として発達してきました。そこではシーフードがある程度、充実しています。中でも、牡蠣はオーストラリアのどの都市に行っても現地で採れた名産の牡蠣を食べることができます。なぜか、1年中オーストラリアでは牡蠣が流通しています。前菜として、必ず戴きます。

日本ではほとんど食べませんが、オーストラリアに行くと必ず食べるものにラムがあります。日本でも最近、ラムに対する注目は高まりつつあるようですが、オーストラリアあるいはニュージランド で食べるラムはものすごく甘くてとてもジューシーです。何度食べても、初めて食べた時の感動が蘇ります。

この日もラムを食べにシドニーの有名なレストランNOMADを訪れました。オーダーしたのは、ラムのパイ包みとポテトサラダです。見た目以上に繊細な味付けで、とても美味しかったです。一度、皆さんもオーストラリアでラムにチャレンジしてみてください。これまで味わったことのない美味しさを感じることができます。

シドニーで朝食を

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世界的にオーストラリア の朝食が注目されています。健康志向であることに加えて、アジアテイストのミックチャーが世界的に受けているようです。

確かに、オーストラリア 、特にシドニーの朝食のバラエティーは豊富で、どこかおしゃれです。野菜がふんだんに使われたり、甘いペストリーが提供されたりといろいろなパターンが楽しめます。また、シドニーのど真ん中は中華街ですので、朝粥などのオプションもあります。これほど豊富な朝食がある街に泊まって、ホテルのお決まりのブッフェ朝食で我慢することはありません。街に飛び出しましょう。

シドニーの朝食がこれほど、有名になったきっかけはBillsの成功であると言って良いでしょう。今では日本でもその味を楽しむことはできますが、やはり一度は本場のBills を味わってみたいものです。写真は、昨年、お客様をボンダイビーチのBillsにお連れした時のものです。お客様が注文された、有名なリコッタパンケーキを横から撮りました。

オーストラリアのビーチ

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オーストリアのビーチといえば、ケアンズやハミルトン島に代表されるグレートバリアリーフが有名です。他にも、ゴールドコーストなどのビーチもあります。都市に近いビーチとしては、シドニーのボンダイビーチ、メルボルンのブライトンビーチ、アデレードのグレネルグビーチがオススメです。これらのビーチに共通するのは、若干、年齢層が若いと思われることです。

中高年の方々が満足されるような、静かなしっとりとした綺麗なビーチもあります。代表的には世界一の砂浜と称されるジャービスベイや、現地の人たちに人気のサンシャインコーストなどです。これらのビーチは喧騒と離れて、ゆっくりと海風を楽しみことができます。

家族連れでオーストリアの海を楽しみたいという方には、ロットネスト島がオススメです。パースから約1時間、インド洋に浮かぶ小島には綺麗なビーチが広がっていると同時に、ここにしかいないクオッカにも会えます。

オーストラリア のビーチはどこに行っても白い砂浜で、海の青とのコントラストが素晴らしいです。

写真はロットネスト島のビーチです。Tourism Australia の許可を得て、掲載しています。
 

見たことのない景色へ

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海外旅行に行く楽しみの一つとして、日本では見ることにない景色を出会うことがあげられると思います。自然の壮大な景観に直面すると、その景色を心に刻み付けるように立ちつくすだけのことがあります。自分の単語帳では、その場にふさわしいものが見つからない時には、只々、その景色に同化するように立ちつくすだけです。

オーストラリアにはそのような壮大な景色が数多くあります。ウルルは一枚岩の雄大さで、グレートオーシャンロードは永遠に繰り返されるように思える波の白さで、そしてブルーマウンテンズは朝陽に輝く山の青緑色で、私たちを魅了します。それらの景色に直面した時の心の動きは忘れることはできません。これらの三つの景勝地はオーストラリアを代表する景観と言ってよいでしょう。

私が旅して出会ったオーストラリアの景色の中で、上記三つの代表的な場所に負けず劣らず、私に強いインパクトを与えたのは、写真のピナクルズです。この石柱群は、パースから北へ2時間半車で行った、砂丘の中にあります。この砂丘はインド洋に向かって広がった斜面にあり、その斜面全体に1メートルから3メートル程度の石柱が無造作に立っています。まるで、インド洋に落ちる夕陽に向かって人が立ち尽くしているようにも見えますし、古い神殿の廃墟のようにも思えます。なぜか、とても神聖で荘厳な場所に思えてしまいます。

この場所に夕暮れ時に訪れると、白い石柱を赤い夕陽が染め上げ、それを見ていると動けなくなります。とても不思議な場所でした。

 

海外旅行の目的地としてオーストラリア をお勧めする理由

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海外旅行に行きたいと思う場合、次のようなことを考えます。

①日本では見ることができない景色に出会えるか、あるいは日本ではできない経験が出来るか??

②日本では食べられない美味しいものに出会えるか?

③旅行が安全に行えるか?

④現地で簡単な言葉でコミュニケーションが取れるか?

海外を旅すると気づくのですが、日本の風土や景色はかなり特徴的なもので、世界のどこに行っても日本とは異なる景色を見ることになります。その理由の一つは、日本が島国であることに由来します。多くの国々は大陸の中にあります。島国として有名なのは日本とイギリスでしょうか。イギリスは、日本よりもずーっと寒い地域にありますし、四つの国(イギリス、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド)の連合国でもある関係で、社会的成り立ちも複雑な印象を受けます。その分、ロンドンなどの国際化の進展度合いは東京のそれよりも進んでいる印象を受けます。日本も海外の人達が急速に増えてはいますが、それでもやはり世界標準から見るとかなり閉鎖性の高い国と言えるのではないでしょうか。

この日本の閉鎖性は料理の問題に直結します。日本料理はかなりユニークな存在と言って良いでしょう。生魚を食べる文化は日本だけでしょうし、これほど多様な麺を食するのも日本だけでしょう。海外で暮らすと、日本の日常生活でどれほど、麺類を食べていたかに気づきます。蕎麦、うどん、ラーメンを中心に、1日1回は麺類を食べている日本人は多いのではないでしょうか。さらに、とんかつに代表される日本の洋食も日本独自の発展を遂げたものであり、決して欧米社会では食べられないものです。食に関しては日本はかなり独特性を保持していますが、それだけ閉鎖性も高い気がします。日本では世界各国の料理を食べられますが、かなり「日本化」したものになっています。例えば、ビーフステーキは日本のものと欧米のものでは全く異なります。欧米のものは赤身を食べるのに対して、日本のそれは脂がのった食べ物です。今日では日本の食べ方も"Wagyu"として世界ブランドになりつつありますが、それでも肉の厚さなどは日本の牛肉の食べ方とは全く違います。その意味で、世界には日本で食べれれないものがたくさんあります。

以上の①、②に関しては、日本以外のどこに行ってもそれぞれの楽しい経験ができることになります。

重要なのは、③と④です。海外で危険なことにあったりすると、それだけで旅行の楽しみは失われます。危険というほどではないにしても、スリやひったくなどの軽犯罪に巻き込まれるだけでもかなり嫌な気分がします。スペインやイタリアなどの南欧諸国ではそのような犯罪に会う確率は高いです。また、発展途上の国々では政治的な動乱などに巻き込まれる危険性がありましし、フランス、イギリスなどの先進国はテロの危険性もあります。オーストラリア はこれらの危険性が少ない国として有名です。海外でゆっくりとストレス発散をしたいと思われる方には、その安全性からオーストラリア は最適な場所です。

私たちの会社にお問い合わせいただく方の中には、「英語が話せない」とおっしゃる方がいます。確かに、映画の中の英会話がわかる方はそれほど、多くはないでしょう。しかし、そのレベルの会話は旅行する際には、ほとんど必要ありません。難しいビジネスの交渉をするわけでもなく、人生を語り合うわけでもないですから、カタコトの英語で十分に楽しめます。旅先で出会う人の多くは、観光業に携わっているはずですから、カタコトの英語には十分慣れています。極端に言えば、”プリーズ”をつけて単語を並べれれば意思は通じます。日本人は英語ができないと思い込みすぎのような気がします。確かに思うことを全て伝えることは不可能かもしれませんが、少なくとも単語を一番知っている言語は、英語であるはずです。知っている単語を使って、あるいは電子辞書を見ながら、コミュニケーションをできるのは英語しかありません。現地の人と少しでもコミュニケーションができれば、旅の楽しみは倍増します。そして英語を公用語としている国で最も安全な国がオーストラリアなの です。

「言葉ができないので不安だ」と思われる方は、現地でトラブルに見舞われたらどうしようと思われているようですが、オーストラリア は安全な国ですので、そのようなトラブルに遭遇する確率はかなり低いです。カタコトの英語で、十分にオーストラリア 旅行は楽しめます。

写真はロットネスト島のクオッカ、カンガルーの一種です。

 

 

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