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タスマニア

タスマニアの秋

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オーストラリアで最も南にある島、タスマニアは独特の雰囲気をもっていました。オーストラリアは大陸の堂々とした感じがどこにいっても感じられたのですが、タスマニア はやはりどこか島という趣きが漂っていました。それは、道路のコーナーを曲がると全く異なる景色が広がるからも知れません。突然、山道に入ったと思えば、次のコーナーを回ると広い海が目の前に広がっています。また、オーストラリア本土では高い山がなく、大きな青い空を遮るものはありませんが、タスマニアではちょっとした小高い山が随所に現れ、大きな青い空を見ることは少ないように感じられました。

訪れたのは4月、日本では桜が散る頃で、春独特のワクワク感が日本中に溢れていました。その気分のまま、タスマニアを訪れてみると、タスマニは静謐な秋にすっぽりと包まれていました。ワイン畑はすっかり黄色くなり、弱い風がその黄色の葉を揺らしていました。音がほとんどなく、ただ、ゆっくりと冬に向かうために、時が流れている、そんな不思議な感じのする空間でした。

次にタスマニアに行く時は、春が良いと思います。静かなあの場所が、どのように華やぐかを見てみたいです。

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