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ウルル エアーズロック

ウルル:新しい海外旅行の喜びを

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ウルルが大変、人気です。すでに来年の予約も一杯になりつつあります。多分、来年の登頂禁止が決まったせいなのでしょう。ウルル登頂を願う人が滑り込みで申し込みを行なっているという状況なのではないかと思います。

しかし、ウルルは登頂しなくても、十分楽しめる場所です。むしろ、実際にウルルに行ってみると、そこは特別の場所でアボリジニの人たちが聖地として、この一枚岩を大切にしていることがよく分かります。その思いを知ると、登るべき場所ではないように思います。

ウルルは登れないとしても、何度も訪れたい場所の一つです。なぜなら、ウルルの風土は私たちが暮らしている日本のそれとは全く対照的だからです。ウルルの周りは赤茶けた砂漠の大地で、木々もまばらです。高潤で樹木が密集した日本の風土とは全く逆です。そこでは、当たり前の景色、例えば朝焼けや夕暮れ、あるいは夜空も全く日本で見るものとは違います。湿度が低く、かつ遮るものが全くないので、朝陽や夕陽は鮮やかで、ウルルの岩肌を美しく染め上げます。また、空の透明感が高いので、そこでの星空は世界的にも有名です。

そこは日本での日常生活とは全く異なる空間を実感できる世界です。そのような世界に身をおくと、普段の暮らしがとても遠くに思えます。心がリフレッシュできます。

しばしば、リゾートと観光地は違うということが指摘されます。観光地が物見雄山で1回きり、訪れる場所であるのに対し、リゾートはゆったりと繰り返し訪れる場所をさします。日本人の多くが温泉に行くのは、まさにリゾートしての楽しみを求めてと行って良いでしょう。海外旅行も観光ではなく、リゾートの喜びを求めて行って欲しいと思います。ウルルはその雄大さが紡ぎ出すゆったりとした雰囲気はリゾートの相応しい場所と言えます。それは私たちの皆さんの提供したいと願う「エスケープ」の一つの代表的な形態です。

リゾート地としてのウルルを実感するために、お客様には少なくとも2泊をお勧めしています。

写真は、夕暮れのカタジュタ(風の谷)です。

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